筑摩選書<br> プロ野球vs.オリンピック―幻の東京五輪とベーブ・ルース監督計画

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筑摩選書
プロ野球vs.オリンピック―幻の東京五輪とベーブ・ルース監督計画

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480016973
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0375

出版社内容情報

幻となった昭和15年の東京五輪と草創期の職業野球で、なぜ選手の争奪戦が繰り広げられたのか。未知の世界に飛び込んだ若者と、球団創立に奔走した人々を描く。

内容説明

一九三一年、東京六大学対全米選抜の日米野球が成功すると、読売新聞社長の正力松太郎は三六年からのプロ野球発足を決意。同じ頃、ベルリン五輪での野球競技が決まり、アメリカはベーブ・ルースを代表監督にすると発表。さらに東京が五輪開催に名乗りをあげ、選手たちが五輪出場かプロ野球かで悩むなか、各球団による争奪戦が始まる。沢村栄治ら有望な若者はいかなる運命の選択をしたか。プロ野球草創期の秘話を掘り起こす。

目次

第1章 プロとアマ(代表選手;学生野球の壁 ほか)
第2章 密かな交渉(交渉リスト;名義貸し ほか)
第3章 争奪戦はじまる(季節外れの卒業式;憧れの投手 ほか)
第4章 あの手この手(激戦区広島;洋家具売場の店員 ほか)
第5章 選択の行方(職業野球連盟発足;絶縁宣言 ほか)

著者等紹介

山際康之[ヤマギワヤスユキ]
1960年生まれ。桑沢学園理事長・東京造形大学学長。東京大学博士(工学)取得。ソニー入社後、ウォークマン等の開発を推進し以降、製品、環境グローバルヘッドオフィス部門部長を担当する。エコデザインの研究を専門とし、日本生産管理学会賞、日本設計工学会優秀発表賞等を受賞している。また、ノンフィクション作家として、『広告を着た野球選手』(河出書房新社)では第二六回ミズノスポーツライター賞、『八百長リーグ』(KADOKAWA)でも野球文化學會学会賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

45
著者は元ソニーのエコデザイン研究者でノンフィクション作家の山際康之氏。職業野球(プロ野球)草創期の秘話を詳細に記載してます。1931年東京六大学対全米選抜の日米野球が成功すると読売新聞社長の正力松太郎は職業野球発足を決意。同じ頃ベルリン五輪での野球競技が決まり、アメリカはベーブ・ルースを代表監督にすると発表。さらに東京が五輪開催に名乗りをあげ、選手たちが五輪出場かプロ野球かで悩む中、各球団による争奪戦が繰り広げられます。 今はドラフト会議があって「公平」に分配されてますが、初期の頃は争奪戦がエグいですね。2021/09/14

お昼の書棚

4
「今だからこそ読む本」プロ野球が創設され球団スカウトたちが、野球を商売にすることへの偏見のなか選手争奪戦をくりひろげていく。新聞記者、百貨店員出身の素人たちが、奇抜な方法で獲得する姿が実におもしろい。同時期にベルリン、東京オリンピック開催がすすみ、選手たちはプロ野球か、アマチュアのままでいるか進路に悩む。そこへ、ベーブ・ルースの監督計画が持ち上がる。2020年オリンピックも幻となりプロ野球も開幕できないなか、今だからこそ読む本かもしれない。数多くの資料を発掘して書き上げた労作に出会えた。2020/05/02

清田

3
★★★★☆ プロ野球黎明期におけるプロ・アマ(主に東京六大学)の選手争奪戦と、ベルリン五輪・幻の東京五輪における球界の動きが中心。前者が面白い。職業野球と蔑まれる中、交渉人(スカウト)はどう工夫を凝らしたか。カネを上乗せしたり、選手の家庭事情を鑑みたり、旧制中学・大学野球部から強引に引き抜いたり、プロテストを実施するなど実に様々だ。現代に通じる手法も見受けられる。しかし、上記の偏見および争奪戦から、プロ・アマの対立・断絶は不可避で、かつ必然ともいえる。2022/02/18

chuji

3
久喜市立中央図書館の本。2020年4月初版。書き下ろし。日本プロ野球黎明期を描いたノンフィクション。1904年の第三回セントルイス五輪で野球が行われていたことは知らなかった。2020/07/16

t0t0165

2
職業野球成立物語。2020/05/09

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