筑摩選書<br> 皇国日本とアメリカ大権―日本人の精神を何が縛っているのか?

個数:
電子版価格
¥1,540
  • 電書あり

筑摩選書
皇国日本とアメリカ大権―日本人の精神を何が縛っているのか?

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 05時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480016942
  • NDC分類 155
  • Cコード C0331

出版社内容情報

戦前、人々はなぜ総動員体制に抗えなかったのか。当時の「聖典」たる『國體の本義』を読み解き、戦後に「アメリカ大権」をも招来した日本人の「無意識」を問う。

内容説明

戦前、多くの日本人が「国体」思想に飲み込まれ、戦争に動員されていった。なぜ日本人は、この流れに抗えなかったのか?総力戦に敗北した後、天皇は連合国軍最高司令官に「従属」する形となった。実際にはアメリカ大権となっているにもかかわらず、鋭敏な知識人ですら、それを直視できずにいるのはなぜか?戦時期に教育の場で広く読まれ、国民に深甚な影響を与えた『國體の本義』の解読をとおして、戦前・戦後を貫流する日本人の精神の「無意識」を問う。ふたたび日本が内閉しようとしている今、来し方行く末を考えるに際し、必読の書!

目次

序論 『國體の本義』の恐ろしさ
第1部 『國體の本義』を読む(天壌無窮の神勅;天皇;臣民;国史;国土と国民;祭祀と道徳;学問と科学;政治・経済・軍事;結語;国体のゆくえ)
第2部 天皇親政とアメリカ大権(なぜ天皇親政説なのか;天皇の近代;アメリカ大権;三島と吉本と国体と;大東亜共栄圏の残照)
結論

著者等紹介

橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学者。東京工業大学名誉教授、大学院大学至善館教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。