出版社内容情報
人類の歴史と共にある戦争。この社会的事象を捉えるにはどのようなアプローチを取ればよいのか。タブーを超え、日本における「戦争学」の誕生をもたらす試論の登場。
内容説明
人類の歴史は戦争と共にある。しかし、戦争の様相や捉え方は地域や時代により驚くほどの変転をなしている。我々はそれらをどう理解し、どのような方策をもって戦争の抑止へとつなげていけばよいのか。戦争の起源から将来像まで、第一人者が様々な思想を横断しつつその核心に迫る。日本における「戦争学」の誕生を告げる試論の登場。
目次
戦争は学問たり得るか
第1部 戦争の本質を考える(戦争とは何か;戦争の起源と原因を考える;平和とは何か;戦争の勝利とは何か)
第2部 戦争と社会の関係性を考える(戦争の様相と社会の変化;戦争の機能と役割;戦争指導とは何か;国家戦略を考える)
戦争の将来像を考える
著者等紹介
石津朋之[イシズトモユキ]
防衛省防衛研究所・戦史研究センター国際紛争史研究室室長。「歴史と戦争研究会」代表。獨協大学及びロンドン大学教養課程(ICC)卒業、ロンドン大学SOAS大学院修了(修士)、同キングスカレッジ大学院修了(修士)。ロンドン大学LSE博士課程中退、スワイア・スカラーとしてオックスフォード大学大学院研究科修了。ロンドン大学キングスカレッジ名誉客員研究員及び英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員。著訳書に『リデルハートとリベラルな戦争観』(中央公論新社、国際安全保障学会最優秀出版奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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