筑摩叢書<br> ベルリン日記 - 1934-40

筑摩叢書
ベルリン日記 - 1934-40

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  • サイズ B6判/ページ数 468p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480012371
  • NDC分類 936

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hotspur

1
必要あり読む。注目すべきは、この日記の刊行が1941年である点。つまり綱渡り的取材を重ねるジャーナリストの立場で、リアルタイムにヒトラーやナチスの興隆を目の当たりにし(1936年ロカルノ条約を破棄したヒトラーの「ドイツは絶対に平和を破壊しない」という連呼、マスコミの機能不全、英仏の無知と宥和的態度に対する筆者の怒り等々)、そして第二次世界大戦の帰趨を知らずに書かれた点にある。それにしても、ドイツがベルギー/オランダに侵攻した直後のベルリン市民の物憂げな態度と、筆者が訪れたルーヴァンの惨状との対比が鮮烈。2020/09/06

オルレアンの聖たぬき

1
真のメディア統制とはどんなことか。この本を見ればよくわかる。政権が世論を操作するとはどんなことか、これを読んでから。今、日本の世論を誤導してるのは、メディア自身。それがよくわかる本です。2020/02/08

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