筑摩叢書<br> トラークル詩集

筑摩叢書
トラークル詩集

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  • サイズ A6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480011008
  • NDC分類 941

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

8
あんま好きじゃなかったな。2016/06/08

denden

1
ウィーン世紀末の詩人と言えばこの人。一度読んだら決して忘れられない魔力がある。それはトラークル自信を滅ぼした麻薬にも似ている。詩中、多く登場する鳥たち、夕暮れの公園、寂しく響き渡る教会の鐘、そして第一次大戦の塹壕と死者たち。薬物の多量摂取でトラークルが死んだあと、ほどなくして兄を愛し続けた妹はピストル自殺する。そんな全てが美しく悲しく、そして多くの者をひきつけ放さない。「森はあたりに深い沈黙をひろげ 孤独な者の伴侶となる すべてがいいーと農夫がいう 全てが休らいと沈黙のなかに沈む」死ぬ時も読んでいたい。2017/10/31

塀(へい)

1
薦められて読んだ。トラークルのことは、元々ウィトゲンシュタインと繋がりがあった詩人であるという知識しか持ち合わせていなかった。退廃的というか、中二チックな言葉で埋められる多くの詩は、巻末の論考にもあるように”妹”に終始貫かれている。なので、「ああっ、お兄ちゃん」という方に最適かもしれません。2012/09/28

he

0
恩師の勧めで。音読すると舌のうえを滑るような語呂の良さがあり、訳者の尋常ならざる力量を感じた。尤も、原文と比較しなければその深奥は見えてこないのだろうなと。2014/04/19

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