筑摩叢書<br> 寒村自伝 〈下〉 (新版)

筑摩叢書
寒村自伝 〈下〉 (新版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480010346
  • NDC分類 289.1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

6
メイデー。労働者の祭典。農村と工場との調和を表わした。一方からは、トラックやトラクターに工業製品を満載して、労働者の一群が。また一方からは、旧式の荷馬車に穀物の袋をつんだ農民の一段がやって来る(86頁上段)。帝国主義政府が滅び、搾取と圧制に苦しむ民族が、真に解放される。そんな時がやってくるといいが。現代は格差からの解放。戦後。文化自由会議。インド人の貧乏にも驚く著者(263頁下段)。弁解も負け惜しみもしない人生の投影図だという(284頁)。自分史としても読める。史料でもある。連帯の世の中を考えるヒントに。2013/04/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5126489
  • ご注意事項

最近チェックした商品