内容説明
住宅展示場に並んでいる家の良し悪しは、実際に住んでみないことには分からない。しかし、家の見方と質問のポイントさえ知っていれば事前に判別可能である。
目次
第1部 「いい家」への道のり(修業の始まり;一〇〇点満点の家は造れない ほか)
第2部 「いい家」を建てる(社長就任;「新換気SA‐SHEの家」 ほか)
第3部 家造りの最重要テーマ、それは「換気」だ(外気はきれいなのだろうか?;「PM2.5」の問題 ほか)
第4部 「住み心地」の感想(住み心地を保証する)
長いあとがき(生まれは;石油ストーブ ほか)
著者等紹介
松井祐三[マツイユウゾウ]
1969年東京に生まれる。東京都立武蔵高等学校卒業。一級建築士。一級施工管理士。1990年マツミハウジング株式会社へ入社。2007年10月同社代表取締役に就任。「新換気」システム(CD‐HEV)、「涼温換気」及び、基礎外断熱の物理的防蟻「MP工法」を開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
2
家によって内と外を切り分け、生活するための空間を作る。ただし、家はそうやって区切れればそれでよいというものではない。寒暖差は生活を営む上で大きな障害となるため、できる限りなくしていくことが大切である。かつてはそれは不可能なこととされていたが、技術の発展により実現する目処が立った。家を建てるのが仕事の場合、オーナと住人が違えば満足させるべき相手も変わってしまう。しかし、家の原点、なぜ家を建てるのかを考えれば目指す方向は決まってくる。 2023/11/26
シュウタン
1
著者は、外気は近年、汚れがひどくなる一方である。 ならば、どうしたらいいか?そこで「涼温換気」を開発した。 デザインやインテリやではなく、家族が家で暮らすのに大切なことは、 空気であると説いている。 家を建てる人は、必読の本である。2015/05/25
kyuuin
0
家のことを本気で考えだした時にふと見つけた一冊。床下とか気にしたことなかったなぁ。2016/02/12