内容説明
季節と歩む、わが家の“おいしい一年間”。春の「若竹煮」、梅雨の「茗荷の酢漬け」、夏の「とうもろこしごはん」、秋の「里芋汁」、特別な日の「ラザニア」、冬の「せり鍋」…世代を超えて大切にしてきた「料理と旬」。
目次
春
梅雨
夏
秋
年末・クリスマス
冬
著者等紹介
栗原心平[クリハラシンペイ]
料理家。会社の経営に携わるいっぽう、幼いころから得意だった料理の腕をいかし、料理家としてテレビや雑誌などを中心に活躍。仕事で訪れる全国各地のおいしい料理やお酒をヒントに、ごはんのおかずやおつまみにもなるレシピを提案し続けている。『男子ごはん』(テレビ東京系列)レギュラー出演中。自身のYouTubeチャンネル「ごちそうさまチャンネル」も好評。また、小中学生を対象としたアーカイブ動画視聴型のオンライン料理教室「ごちそうさまクッキングスクール」を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
37
家庭で、季節を味わおう。ちょっと前までは、栗原はるみさんの息子さんの料理だったものが、今や栗原心平さんの料理と感じる。ぽつぽつと語られる栗原家の食卓の思い出は、料理の味以上に幸せの記憶に満ちているのだろう。自分が親から受け継いだ味を、次は息子にも受け継いでほしい。そんな彼の思いがにじむ。大葉の天ぷらは、なんと5枚重ねてる! フライに何をかけるのか問題、わかるわかる。百合根だけの茶碗蒸し、豚とねぎだけのだししゃぶ、ついつい色々入れたくなるけど、シンプルなのもよいな。最後のページは、なんとあん肝のレシピが。2023/09/18
ケロコ
10
これは、素敵でした。どれもこれも本当に美味しそうで作ってみたくなる。美味しくできるかな?と思いながら早速やってみよう!2024/03/05
遠い日
5
季節ごとの、我が家の定番の料理があるのはいいですね。これを食べる時季になったのかと、季節を感じ、重ねた時間のぶんだけ思い出の味として定着するのですから。読みながら、うちはなんだろう?と考えていました。春は菜の花、夏は冬瓜とゴーヤー、冬は春菊と、食材だけならその季節に食べに食べるものを思いつくのですが……。2023/05/26
もちこ
2
栗原家のごはん、一年を通して季節感のあるシンプルな料理で美味しそう。炊き込みご飯作ってみたい。2023/04/07
氷高
0
春・梅雨・夏・秋・年末クリスマス・冬と、旬の食材が季節ごとに並んでいる。わりと簡単に旬の食材を美味しくアレンジしてあり、よく作るものもあれば新定番にしたい料理もアレコレ。「新玉ねぎのサラダ」と筍の煮物も美味しかった。「若竹煮」って、ワカメと筍じゃなかったっけ?ま、いいけど。 L.2024/04/05