出版社内容情報
料理家・栗原心平さんの名刺となる一冊。母・栗原はるみさんから受け継がれるレシピと家庭料理の哲学、そして子どもに伝えたい味。
内容説明
はじめて語る、「家の味」のこと。母・栗原はるみさんも受け継いだ三世代のおいしさの秘訣を大公開。
目次
「みなさん、こんにちは。料理家の栗原心平です」―母と父、そして祖母に教わった味が僕の原点です。
「物心ついたときには、すでに好物でした」―母のレシピ/父のレシピ/祖母のレシピ(麻婆春雨;小松菜と油揚げの煮物;茄子の香味揚げ浸し;茄子と鰺のつみれ汁;鰺の干物 ほか)
「今のわが家の定番ばかりです」―いつものレシピ/おもてなしレシピ/息子の好物(まるから揚げ;おひたしさえあれば…つるむらさきの出汁浸し;舞茸ステーキ;黒酢肉団子;レモンシーザーサラダ ほか)
あとがきにかえて―「ごちそうさま」と言い続けて。
おまけ―日常をちょっとだけ
著者等紹介
栗原心平[クリハラシンペイ]
会社の経営に携わるいっぽう、幼いころから得意だった料理の腕をいかし、料理家としてテレビや雑誌などを中心に活躍。仕事で訪れる全国各地のおいしい料理やお酒をヒントに、ごはんのおかずやおつまみにもなるレシピを提案し続けている。『男子ごはん』(テレビ東京系列)レギュラー出演中。小中学生を対象としたアーカイブ動画視聴型のオンライン料理教室「ごちそうさまクッキングスクール」を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホッパー
55
栗原家の定番レシピが紹介されている。その間に差し込まれている父、母、姉、家族について書かれているエッセイが良い。短い文章の中にも芯が通っているのを感じる。2022/08/19
よこたん
37
“僕は料理家なので、つくった料理を直接誰かに食べてもらうわけではありません。僕がつくったレシピを誰かにつくってもらい、おいしいと言ってもらう仕事です。” エッセイでありレシピ本でもある一冊。親の仕事を継ぐというよりは、親の背中を見て育った結果、今に至るという印象。子どもの頃から家族のために料理をすることが多かったそうだ。母親の栗原はるみさん以上に、お父さんの影響を受けられている気がした。ころっと丸いから揚げと、大ぶりの肉だんごが美味しそう。料理をする心平さんの「手」が一緒に映り込んだ写真がいい感じだな。2022/11/14
もちこ
4
心平さんのエッセイとレシピ。時短でもなく、難しすぎない、家庭料理のレシピ満載でためになります。おひたしなど毎日作りたいレシピが色々ありました。2022/01/25
ブロッコリー
3
図書館。いやもうびっくりするぐらい、全部美味しそう。 どれから作ろうかな…お父さんがこんなに美味しいお料理作ってくれたら幸せ。2022/02/11
タクト
3
栗原心平さんの最新料理本。一家に続くレシピ。どれも美味しそう! その中でも今回は家族に対するエッセイがとても面白かった。2021/12/31
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