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内容説明
昭和10年郷土研究社刊『遠野物語』を底本とした本書は、全ての原頭注を再録し、既刊本のなかでは最もその原形に近く、原書を彷彿させる。新しく執筆した注及び補注は、民俗関係の基本語の解説から、柳田国男の他の著作との関連を明らかにし、柳田の見解の変遷をも語るよう引用を多く入れ、一般の人から研究者までの便を計った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mionne
2
難しそうなイメージがあったが、割と面白く読みやすい。昔話だと思うと気軽に読める2023/02/28
けふたろ
1
大阪では、昭和の時代までキツネが人間に化けて暮らしていたそうである。遠野物語からは、そんな昨日までの世界を感じるられるようであった。しばしば挿入される考察もまた興味深い。2019/02/11
gojimoto
0
次回は是非口語訳で読みたいと思います。 文体のせいで、意味は分かれど、雰囲気まで想像できない自分がなさけないです(涙2014/07/27
hiko1
0
岩手県遠野地方の伝承を、柳田国男が地元の佐々木鏡石氏が書き留めたもの。小説や物語ではなくやはり伝承集というべきかと思う。時代背景は明治の頃。その地方に伝わる不思議な話が散りばめられている。狐に騙された。神の祟りに遭った。自分の何代か前の祖先が生きていた頃は、こんな感じだったのだろうと思う。何か懐かしい気持ちが湧く話しであった。2024/09/11
masayuki hasegawa
0
言葉遣いが難しく、すんなりと頭に入ってこないが、昔の暮らし、考え方など新しく知る知識として興味を持てた。2023/02/07