内容説明
生き続ける革命家・吉田松陰。稀代の思想家として、教育者として自らの志を継ぐ維新の立役者達を生み出した男。その思想と行動から、閉塞した現状を変える術を学ぶ。
目次
第1章 生きつづける革命児(若き兵学師範;混迷をつづける魂;未来への脱出;変革者の瞑想)
第2章 松陰の思想形成(絶望の中の教育;松下村塾の誕生;松陰の教育理念;感覚から実践へ;松陰をめぐる人々)
第3章 村塾の人間教育(明倫館と松下村塾;村塾の教育と塾風;政治と実践)
第4章 村塾で育った青年たち(変革者の雄・高杉晋作;久坂玄瑞の実学思想;松陰の期待を一身に集めた吉田栄太郎;入江兄弟―うるわしい師弟愛;画家松洞から変革者へ;品川弥二郎への全人教育;前原一誠と真の忠孝;悲劇の門下生たち)
第5章 現代に生きる松陰の思想(憂国の熱情から変革の論理へ;組織の論理;平和国家の展望;いかに学ぶか)
著者等紹介
池田諭[イケダサトシ]
1923年広島県生まれ。広島文理大学文学部卒業。新潮社嘱託を経て文筆活動に入る。1975年没、享年52(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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