陰陽五行と日本の文化―宇宙の法則で秘められた謎を解く

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479840619
  • NDC分類 148.4
  • Cコード C0021

内容説明

「一太極二陰陽」の宇宙観は、その明解な論旨により、七・八世紀の日本の社会に深く浸透し、日本の文化の基盤を形作った。茶道、造園、能、数、絵画、仏像彫刻など日本を代表する文化が、いかにこの哲学の影響下にあるかを明らかにした、画期的論証。

目次

紫は何故、至高の色か―源氏物語によせて
陰陽五行と古代中国の楽器
能舞台の象徴性―易・五行による推理
幽霊の法則性
易・五行と庭園
易・五行と茶の世界
『古今和歌集』の成立
易・五行と枕詞
「瓢鮎図」と陰陽五行
御霊会と陰陽五行〔ほか〕

著者等紹介

吉野裕子[ヨシノヒロコ]
1916年東京都生まれ。1934年女子学習院卒。1954年津田塾大学卒。1975~87年学習院女子短期大学講師。1977年『陰陽五行思想から見た日本の祭』によって、東京教育大学より文学博士号授与
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katsubek

22
なかなか評することの難しさを覚える書であった。筆者の博学ぶりには瞠目の思いである。が、それらの全てを一つの論理で捉えようとすることには、少々疑念と危うさが湧き上がってくる。いや、それでも、ひとつひとつの論は、楽しく興味深い。受け流すぐらいの軽い読みが妥当であるのかと思われる。2022/09/04

GX

2
この本を読むと、「三木」とか「八木」という名前にも意味があるのかな、と思いました。こういうことを知っても、特に何がどうこうなるわけではないですが、面白かったです。2016/09/24

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