伊都国を掘る―邪馬台国に至る弥生王墓の考古学

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479840541
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

「伊都国」とは何なのか?伊都国と邪馬台国との関係は?平原遺跡の国際的考古資料から『魏志倭人伝』にあらわれる古代世界を考える。発掘に長年携わった著者が語る考古学的成果と興味溢れる発掘のエピソード。

目次

伊都国王は倭国王(伊都国とは;大陸文化の流入と「クニ」の始まり;王の出現と王墓;伊都国王は倭国王;伊都国から邪馬台国へ ほか)
伊都国発掘二百十年(無名の藩士・青柳種信;最古の王墓発見;卓越した論文;鏡は金印と相い伯仲;王墓は細石神社の西;三雲遺跡考古学会に登場 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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『魏志』「倭人伝」中の一国「伊都国」。しかし、生涯をかけて研究する価値のある一国。それはかつて〝伊都国王〟とも呼ばれた原田大六が身を以て示している。原田亡きあと、伊都国の研究は様々な人に受け継がれたが、そのうちの一人、柳田康雄氏による集成。「糸島新聞」に連載されたものを収録。初っ端から「伊都国王は倭国王」という挑戦的な項目が目に飛び込む。また、最後の項目は「平原は卑弥呼直前の倭女王墓」となっていて、邪馬台国に関心のある人は読まずにはいられない。参考文献も極めて豊富。中山平次郎や原田を受けての大和説は重い。2004/09/07

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