内容説明
古代朝鮮語で日本の古典は読めるという藤村由加・李寧煕・朴炳植の解釈を徹底的に批判する。
目次
第1章 朴炳植・藤村由加・李寧煕に「日本語」は解けるか(朴炳植・李寧煕の「日本語の語源」への疑問;李寧煕・藤村由加の『万葉集』解釈への疑問;古代朝鮮語はどこまで分かっているのか)
第2章 古代朝鮮語で日本語の語源は解明できるか(「音韻変化の法則」は成り立たない―朴炳植の場合;人麻呂の歌に暗号はない―藤村由加の場合;万葉仮名は古代朝鮮語では読めない―李寧煕の場合)
第3章 古代朝鮮語で日本の古典は読めるか(日本語と朝鮮語の語源;『万葉集』と『漢字』;『万葉集』と古代朝鮮語)
第4章 「日本語」は解明できたか(日本語はどこから来たか;万葉仮名と古代朝鮮語;古代中国と日本文学の歴史)
付記朴炳植著『日本古代史を斬る』について