出版社内容情報
新紙幣の顔、渋沢栄一のひ孫が提案する資本主義の未来とは?
「日本近代資本主義の父」として、2024年には新一万円札の顔となる渋沢栄一。
しかし、今私たちの日常に浸透している資本主義は、栄一が実現しようとした資本主義=合本主義とは、大きく異なるものだった――。
世界・日本各地で環境・地域づくりを行ってきた「里山資本主義」のパイオニアである著者が、曾祖父・栄一が目指した資本主義を検証しながら、これからの時代の自然と経済生活、未来の資本主義のあり方を提示し、名著『論語と算盤』を現代にアップデートする。
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内容説明
「日本近代資本主義の父」渋沢栄一。しかし、今我々の知る資本主義は、栄一が理想とした「合本主義」とは大きく異なるものだった―。世界・日本各地で環境・地域づくりを行ってきた「里山資本主義」のパイオニアである著者が、曾祖父・栄一の考えを検証しながら、新しい地域づくりの形、これからの時代に必要な価値観、未来の資本主義のあり方を提示し、『論語と算盤』を現代に更新する。
目次
第1章 渋沢栄一の「合本主義」と「資本主義」
第2章 限界を迎えた現在
第3章 里山はなぜ持続可能だったか
第4章 里山の資本主義とは何か
第5章 現代の“百姓”たち
終章 森と算盤
著者等紹介
渋沢寿一[シブサワジュイチ]
NPO法人「共存の森ネットワーク」理事長。農学博士。渋沢栄一の曾孫(栄一の三男・正雄の孫)。1952年生まれ。東京農業大学大学院博士課程修了。1980年、JICA専門家としてパラグアイ国立農業試験場に赴任。1983年から長崎オランダ村、ハウステンボスの役員として企画・経営に携わる。その後ベトナム、ミャンマー、エクアドルなどでマングローブ林の復元を通して地域社会の持続性を学ぶ。2002年からマタギ、炭焼き、樵など「森の名手・名人」の知恵を現代の高校生に繋ぐ活動「聞き書き甲子園」を主催し、その活動母体として2007年NPO法人「共存の森ネットワーク」を設立(現理事長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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