出版社内容情報
モロッコにハマって、たった一人でビジネスをはじめたら、今やセレクトショップでひっぱりだこ。女性のための新しい働きかた。
内容説明
42歳で突然仕事を辞めてモロッコのスリッパを売り歩き「頭おかしくなったの?」―「好き」なものに、「値段」をつけて「売る」これからの自分らしい生き方とは?
目次
1 「好き」に値段をつける(選ぶ権利は、選ぶ勇気;女だから「好きを仕事」にできる;1時間「好き」なことを語れたら素質あり ほか)
2 「好き」を売る(やるなら今。若くても、若くなくても;「完璧」より「とりあえずやる」;“今あるお金”でできること ほか)
3 「好き」と生きる(わがままは自分軸の太さ;「ファティマモロッコどこで買える」の落とし穴;40歳超えたら“金力”より“筋力” ほか)
著者等紹介
大原真樹[オオハラマキ]
1964年、東京生まれ。55歳。アパレル会社のバイヤー、芸能人のスタイリストを経て、2006年、42歳でモロッコ雑貨のオリジナルブランド「ファティマモロッコ」を立ち上げる。モロッコのマラケシュにアトリエをかまえ、オリジナルデザインのモロッコ雑貨を製造・輸入。2013年にはコスメライン「フルールドファティマ」も立ち上げる。NHK『世界はほしいモノにあふれてる』に出演、女性の新しい働き方、仕事の作り方が大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
26
奇麗で可愛い物のバイヤー。起業家としてのシビアな目線と夢を追いかける情熱が両立。カッコいい!2020/07/25
あや
22
モロッコが好き!という熱い気持ちで、大好きなモロッコに関わる仕事をする様子はワクワク感、躍動感で一杯。こちらも元気が湧いてくるようでした。好きなことを仕事にしているけれど、決して遊び半分だったり軽い気持ちでやっているのではなく、商品の値付けや売り場選びでは流行や他人の意見に流されることがない冷静さも感ました。「好きなことをする=趣味や遊び」という粋を超えて冷静なビジネスとして成り立っているのは、「モロッコの可愛いものを知ってもらいたい」「モロッコの良さを広めたい」というブレない芯があるからだと思います。2021/01/28
ズー
11
タイトルに惹かれて読んだんだけど、この方のお店行ったことあった!めちゃくちゃ可愛くて素敵だったけど、高く思えて、モロッコ行ったら安く買えるんでしょなんて思ってたけど、とんでもなかった!ファティマモロッコはモロッコに日本に合ったデザイン クオリティを追求して発注したオリジナルだったのだった。これ読んだらもうむしろ安く感じてしまう。どれだけの「好き」と「頑張り」があったのか。でも大好きだからこそ頑張れる。とても素敵な本でした。近々カゴバッグ買いに行きたい。2020/07/25
Yuri
9
ステキ〜!カラフルで可愛い表紙に惹き付けられたことをきっかけに頁を開いて...巻頭の写真の異国情緒溢れる独特な美しさに見入ってしまった。正直に言ってしまうと表紙の写真がバブーシュということも知らなかったし、モロッコのものということも知らなかった。知らないことを知ることができたのもよかった。好きを仕事に...本当を言うなら憧れる。でも実際のところ、「でも...、だって...」に甘えて一歩は踏み出せていない。「夢と現実の間で悩み、憧れだった職業を楽しむという余裕はない」がどうしようもない現状。2024/02/02
Ayakankoku
8
モロッコの現地で買ったバブーシュは今もめちゃくちゃお気に入り。モロッコのものが大好きという著者の気持ちに納得!自分の好きを追求する。私もそこを忘れないようにしたい。2025/01/19