ＺＯＮＥ―シリコンバレー流科学的に自分を変える方法

コトラー，スティーヴン〈Ｋｏｔｌｅｒ，Ｓｔｅｖｅｎ〉/ウィール，ジェイミー【著】〈Ｗｈｅａｌ，Ｊａｍｉｅ〉/野津 智子【訳】

大和書房（2018/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 342p／高さ 19cm
• 商品コード 9784479796626
• NDC分類 159
• Cコード C0095

出版社内容情報

全米で話題の書、ついに上陸！！圧倒的な結果を出す人は、科学的にゾーンに入る方法を知っていた！シリコンバレーで話題のバーニングマンについて、初めての本！

内容説明

スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスク、エリック・シュミット…圧倒的な結果を出す人たちが追い求めたエクストリームな自己変革法、ついに解禁！６つの脳内物質を自在にコントロールせよ！恍惚体験で、人生が１８０度変わる！ＣＮＢＣ．ｃｏｍ２０１７年ベストブック！（ビジネス部門）、ＳＴＲＡＴＥＧＹ＋ＢＵＳＩＮＥＳＳ　Ｂｅｓｔ　Ｂｏｏｋｓ２０１７年ベストブック！

目次

１　「エクスタシス」で生まれ変わった人たち（圧倒的なパフォーマンスを出せるときの脳；「解放された自分」を体感せよ）
２　科学的にゾーンをつくり出す４つの力（心理学によってゾーンをつくり出す；神経生物学によってゾーンをつくり出す；薬理学によってゾーンをつくり出す　ほか）
３　ゾーンをコントロールする（エクスタシスがもたらすビジネスの変化；快感で脳をジャックされないために；エクスタシスを操り、自分を変える挑戦）

著者等紹介

コトラー，スティーヴン［コトラー，スティーヴン］ ［Ｋｏｔｌｅｒ，Ｓｔｅｖｅｎ］
作家であり、受賞歴のあるジャーナリスト。フロー・ゲノム・プロジェクトの共同創設者、研究部長でもある。テクノロジー、イノベーション、ピーク・パフォーマンスを専門とする、引く手あまたの講演家であり、アドバイザーでもある

ウィール，ジェイミー［ウィール，ジェイミー］ ［Ｗｈｅａｌ，Ｊａｍｉｅ］
ピーク・パフォーマンスおよびリーダーシップの世界トップレベルの専門家。神経科学とフロー状態の応用に精通している。彼がアドバイスする組織および個人は、アメリカ海軍大学や特殊作戦軍から、レッド・ブルのアスリート、グーグルやデロイトや青年社長会のエグゼクティブ、欧米の一流プロスポーツ・チームのオーナーまで、きわめて幅広い。超人気の講演家であり、あらゆる分野のトップ・パフォーマーのアドバイザーも務めている

野津智子［ノズトモコ］
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Carlyuke]

ゾーン, フロー, 至高経験などという言葉に惹かれる。この本ではそれらをエクスタスと呼ぶ。エクスタスを日常生活に取り入れると, その効果として創造性, 生産性が爆発的に向上する。それを意図的に活用してビジネスに役立てようということ。またリスクについても説明してある。数年前にマインドフルネスという言葉をよく見たが少し調べてみたい。注釈のPDFや引用された書籍も読まなければ。オルダス・ハックスリーの本も。そして安全性の高い瞑想を試してみたい。

2018/09/14

[出世八五郎]

本書の中でエクスタシス(エクスタシーと同じと考えて良いと思う。)を恍惚状態、一体感などとある。悟りに近いものとイメージしてもらって良いと思う･･･。セルフレスネス(自己からの解放)、タイムレスネス(時間からの解放)、エフォートレスネス(楽々とこなせること)、リッチネス(豊かさ)この4点を具体的な意識状態として紹介している。以下4点、心理学、神経生物学、薬理学、テクノロジーによるエクスタシスの入り方を紹介しているが、題名とは違い、具体的な入り方は紹介していない。それが残念であるが･･･。

2018/09/26

[コダマ]

あくまで私の解釈。人生の危機に直面したときに、攻めor逃げの選択肢がある。体を鍛え、心を磨き、そしてここぞという時に自分を超える能力を引き出すスイッチを持つことが成功の秘訣である。そしてそのスイッチが入ったハイな状態、ゾーン状態を意図的にコントロール出来るようになることが肝心。

[超読@小説も読める速読]

ゾーンとは前頭前野がオフラインになった状態、というのはとても興味深い内容だった。前頭前野という、人類が進化の過程で手に入れた制御装置が、圧倒的なパフォーマンスを実現することを阻害している。集中力と注意力の劇的な向上による情報処理速度が上がるという部分は特に、超高速度読書法を実践している者としては納得できた。 ■10分で読了 ■1分23,300文字

2019/02/20

[takao]

バーニング・マンの原則：与えることを喜びとする エクスタシス １．好きなことで、ハイになれることをリストアップ ２．エクスタシスの方程式（時間×報酬／リスク）で順位付け（ヨガ、生演奏の音楽、瞑想、、、） ３．活動を日に一度、週に一度、月に一度、季節ごとに一度、年に一度に分類する。ゆったりとしたペースで ５．１年に一度、楽しい活動を３０日間封印して、その期間を再調整の時間にする。頻度を高まるか、低めるかという観点から考える。

2018/12/03