内容説明
会社員時代に知っておくべき「一人で生き抜く」知恵。
目次
第1章 なかなか会社を辞める勇気がない人へ
第2章 独立は誰でもできる「技術」
第3章 独立は、メンタルマネジメントから始まる
第4章 人に「バリュー」を与える働き方
第5章 孤立しないための「お金」と「信用」の話
第6章 幸福な独立を手にするための未来への視点
著者等紹介
山口揚平[ヤマグチヨウヘイ]
早稲田大学政治経済学部卒業。1999年より大手コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わった後、独立・起業した。企業の実態を可視化する「シェアーズ」を運営、2010年に一度売却するも、2012年に買い戻した。現在はコンサルティングなど複数の事業・会社を経営する傍ら、執筆・講演を行っている。専門は貨幣論・情報化社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yamaneko*
29
個人で仕事をしようとすると、能力よりも対応力、コミュニケーション力が評価される。今後、社会全体が人とのつながりを重視し、承認欲求を満たしてくれるサービスがヒットする傾向が強まっていく。2014/04/13
baboocon
21
「森の図書室」にあったのを1時間ほどでさくっと読了。煽りっぽいタイトルながら、中身は真っ当。「独立」は1人で食べていく、「起業」は新しい仕事を作るという違い。独立は誰でもできる「技術」。固定費を下げた生活をシミュレーションする。スキルを高めるより「期待値」を下げる。「オプションコスト」にも経費を割く。才能やミッションを貢献に変えていく。優秀さとは、「能力と謙虚さの掛け算」。上司・部下より師匠・弟子を持て。お金を稼ぐとは、価値や信用をお金に換えるプロセス。要約すると、信用が何より大事という話。2014/08/24
uD
15
「会社」とは何か?考えるところから始まり、現代日本では多くの企業において「利潤の追求」よりも「共同体の維持」が目的となっている事実を指摘します。(良い悪いではなく)そこからの判断は自分次第。 例えば、内側へ縮こまり保身に走る会社に身をを預け続けることを良しとせず、自分の人生を生きると決めたならば、「社会のレール」から一度降りてみる必要がある。 その際に成功本に影響されるのも良くない「自分らしく生きろ」などの他人の声に従うのもまた不自然という意見は新鮮でした。 人生で一番無駄なことは他人との比較である。2018/11/04
アルゴン
4
★★★☆ 会社設立時の手続きでも載っているかと思って手に取ってみたら単なる自己啓発本でしたが、とりあえず読んでみました。お金を稼ぐということは、才能や信頼をもとに相手の期待に応えることでお金という対価を得ることだという一節は心に残しておこう。2017/04/11
山口揚平
3
著者です。 どうぞ自由に忌憚ないご意見・ご感想くださいませ。2018/07/26