内容説明
「お気持ちはわかります」の一言を添えると、言いたいことが言える。「やれ!」ではなく「やってくれないか?」が相手を動かす。使われがちな地雷語「察してください」を踏まない。無理にほめずに、相手の存在や行動を“認知”する。「ダメだ」と批判せずに「このほうがいい」と指摘する。感情的に怒鳴るより、繰り返し言ったほうが人は納得できる―あなたが背負ったストレスが消える人間関係のルール。
目次
第1章 感情を伝えないと何も始まらない―ポイントは「誠実さ」と「率直さ」
第2章 だれとでもうまくいく引っ込み思案のつき合い方―ストレスを生まない人間関係をつくる方法
第3章 引っ込み思案だからこそできる自己主張―自分で決めず相手に選択させる
第4章 相手の感情を認めれば、キツい人ともうまくやれる―「承認」はお互いの心を開く
第5章 「クラスの人気者」は、どうして人気者だったのか?―話術よりもさり気ない気遣いが必要
著者等紹介
杉本良明[スギモトヨシアキ]
コミュニケーション研究家。1959年、兵庫県出身。関西学院大学経済学部卒。専門はシステム設計と語学(英語・中国語)。家業のかたわら、コーチングのプロとして活動し、官庁・学校・病院・一般企業の研修講師を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chie
1
改めてしっかり読み直したところ、メモするところが多すぎて困ってしまった。いっぱいありますが、ストレスを溜めない事を優先する、内的選択を促すようなコミュニケーションを取る、承認する、の3つを日常生活に取り入れて、つらい人間関係を修復していきたいと思います。手元に置いておきたい1冊でした。2011/06/28
sane
0
サブタイトルにもあるが、引っ込み思案で自分の主張が言いたいのに言えない、という人向けの本。いまいちピンと来なかった。2016/05/20
pi_nika
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交渉のハウツー本だと思う。書式デザインがとても読みやすかった。「アサーティブネスの十一権利」を知ることができたのが良かった。2012/03/19
chie
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題名とギャップを感じたけれど、みんながみんな、この本を読めば平和になると思った。「泣き寝入りはしない」と覚悟を決めた上で、やわらかく自己主張する、という考え方を取り入れたいと思う。顧客に対して、上司に対して、後輩に対して、それぞれ態度を変えるわけじゃなくて、同一にするほうがずっと誠実だという言葉を読んで反省した。2011/06/18