内容説明
世界経済の“今”を知るために最適な事例を30項目にわたって解説。世界恐慌やITバブル、サブプライム問題など今さら聞けない、実はよくわからない出来事を正しく理解しましょう。そして有名な投資家たちから知恵を借りて、経済の波に流されないための考え方を身につけましょう。
目次
1 まずはこれだけ!アメリカ経済の話(1929年の大暴落1―100年前の「100年に一度」;1929年の大暴落2―大暴落から逃げるには?;S&L危機―規制緩和の犠牲者は誰? ほか)
2 まずはこれだけ!アジア・ヨーロッパ経済の話(ポンド危機―ヘッジファンドの影響力;南海泡沫事件1―政府に踊らされた市民たち;南海泡沫事件2―わずか1年で奈落の底へ ほか)
3 まずはこれだけ!有名投資家たちの話(ロスチャイルド1―いかにして莫大な財産を築いたか;ロスチャイルド2―鉄道事業を成功に導いた兄弟間ネットワーク;ジム・ロジャース―冒険投資家に学ぶ投資の心得 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
21
子供向けだが、私にはこれくらいが分かりやすい。数学抜きに経済を語らせたらこうなるのか。経済書というか、社会の教科書。2016/12/23
がっち
3
正直良書、1929の世界経済危機含め、チューリップバブル、ITバブル、などなどがわかりやすく述べられている。シンプルかつわかりやすい。何故そうなったのか、何故終わったのかが分かるので一度読んでもらいたい本。A2011/01/08
がっち
2
再読。見やすい、読みやすい。ざっと100年を見渡しても、金融危機、バブルといろいろあったと思える。まとめかつ、最初によむならこれがおすすめ。次はアメリカデフォルトとか追加されるのかな。A2011/08/08
葉
0
内容は金融とマクロである。インフレ・デフレについては1~2%のインフレが良いとして、サブプライム問題やブラックマンデーの直接的・間接的原因、双子の赤字などについて書かれている。技術革新については過剰な期待感に注意してインフラ投資の性質を見極めることが大事であるとしている。中国やアメリカなどの景気を歴史的に観察している。ジョン・メリウェザーは初見だった。2015/01/28
阿部
0
最後の章の有名な投資家についてが気になって読んだが、一応全章に目を通した。経済的な大きな出来事はまあ知るべきだが、つまらないし掻い摘んでいるので、内容が薄い。もっと厳選して色濃く、大事なことを絞るべきだと思う。経済は複雑だし、この本で説明できることも限られているのに全体で薄く見ても印象に残らない。ここはさっさと読み飛ばすべきだった。読みたいものを読む。必要なら別の本で基礎を読むべき。2014/10/10
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