内容説明
最初はいつも人より出遅れる著者が、なぜ東大合格、在学中に司法試験をクリア、ハーバードMBAを上位5%の成績で卒業できたのか。資格取得、スキルアップに一生使える7つのテクニックを初公開。
目次
第1章 全体を眺めて構造を見切る
第2章 実践を通して肌感覚を身につける
第3章 対象から離れて助走をとる
第4章 一点突破で強みを活かす
第5章 「借りる力」を身につける
第6章 直感に従って決断する
第7章 対立する概念を受け入れる
著者等紹介
岩瀬大輔[イワセダイスケ]
ライフネット生命保険株式会社代表取締役副社長。1976年埼玉県生まれ。東京大学法学部卒業。大学在学中に司法試験に合格。その後、ボストン・コンサルティング・グループ、リップルウッド・ホールディングスを経て、ハーバード経営大学院(HBS)に留学。日本人では4人目となる上位5%に入る成績最優秀称号(ベイカー・スカラー)を受ける。留学後、ライフネット生命保険株式会社を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
16
★★★見切る力: ①全体を眺めて重点ポイントを見極める。目次をノートに書き写す。②相手が求めていることに見極めをつける。③見限る。出来ないことはやらない。ただし、全体と細部のバランスが大事。実は"本質的なこと"は小さくて膨大な数のデータや事実の中に埋もれている。神は細部に宿る。グラフ化でそれを暴き出す。インプットしたものを自分の血や肉にするには、少し時間をおく必要がある。脳に時間の猶予を与えて知識や思考が定着・整理・熟成されるのを待つ。他人の力を借りる。2014/10/17
ヨータン
16
この本を読んでいるとどんなに難しい試験でも勉強法さえ間違わなければ、突破できるかもと思えました。目次を書き取るという方法は目からうろこでした。2014/07/17
Yohei
5
★★★★☆自身がこれまで行ってきた勉強法・仕事術を東大式というよりMBA・コンサルタント式で説明した本。訳も分からず最初からガムシャラに頑張って疲弊するのではなく、全体像を把握し重点ポイントを見極めてからギアを上げる、スロー・イン・ファースト・アウトの概念を紹介。『自分の潜在能力を最大限発揮するために、自分との対話を怠らない』とのコメントは秀逸。2015/05/11
まさお
3
本の「はじめに」のところから工夫されていて、それぞれの章がどのような役割をしているのか分り易く知ることが出来る。 学ぶ方法は、「構造をを見切る」「肌感覚を身につける」「助走を取る」(休憩を入れたりすること)そして、「強みを活かして一点突破する。」 特に肌感覚を身につけるの章が驚いた。細かなデータを扱う時は自分自身で(時間のかかる胆汁作業である)文字入力したりすることによって、細かいことを知り、全体像を把握し問題についての仮説をタテたりすることは意識して取り組んでみたい。2014/09/24
しゃんしゃん
2
学び方の必勝パターンとして、スロー・イン/ファースト・アウトを説く。まず全体を俯瞰する、ホシは何かをつかむ。亀の歩み?で這い現実を精査し実感する。仮説から自らの強味を生かす。価値的に他脳を使うことも必要。直感は蓄積された感覚、それを丁寧に掘り起こし信頼すべきだと説く。特に「ゆっくり急げ」と「得意淡然 失意泰然」との言葉が記憶に残った。学ぶこと多数でした。2015/06/26