内容説明
脳は二つの原則があります。一つ目は、脳は使っていくことで神経細胞を増やしたり、神経細胞同士のネットワークが増えたりして、どんどん変化していくということです。本書を読み始めたあなたの脳は、すでに読み始めの脳とは違ってきているはずです。同じことを考えてもコンピューターではそうはいきません。しかし、脳は使えば使うほど、よりスピードアップしてきます。そして二つ目は、自分の好きなことをしたいと思った時、脳はあなたがやりたいこと、学びたいことをより受け入れ、理解しやすい脳に変化していくのです。
目次
1 仕事を面白くする「反応脳」のつくり方(好奇心が脳の可能性を拡げる;一時間早い出社は新しいアイデアのモト! ほか)
2 仕事がグングン速くなる「集中脳」の高め方(仕事が速い人の脳;集中すると脳は「熱」を出す! ほか)
3 上司の評価がもっと上がる!「アピール脳」の鍛え方(上司が仕事をまかせる部下の脳とは?;「ミラー細胞」で上司の思考回路を盗む ほか)
4 アイデアがひらめく!「リフレッシュ脳」への切り替え方(睡眠のとり方で勝負が決まる;アフターファイブ充実の落とし穴 ほか)
5 脳には限界がない!「成長脳」を生む技術(前頭葉機能を元気にさせる;秘められた能力を引き出す勇気 ほか)
著者等紹介
米山公啓[ヨネヤマキミヒロ]
1952年山梨県生まれ。作家、医学博士。専門は神経内科。聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。米山医院での診療を続けながら、医療エッセイ、医学ミステリー、医学実用書など、医療・医学に関する幅広いジャンルで精力的な活動をし、その著作は120冊を超える
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