目次
プロローグ 現代人にとって「死」の意味とは?
第1章 「神」なき時代の生と死―ニーチェからの問いかけ
第2章 「生」の哲学と人間解放―デカルトとルソー
第3章 来世を信じる生き方―中世キリスト教世界の死生観
第4章 神話から人間の物語へ―古代ギリシャの生と死
第5章 「知性」(ロゴス)と「情念」(パトス)の統合―アポロントとディオニュソス
第6章 良く生きることは良く死ぬこと―ソクラテスとプラトンの世界観
エピローグ 「死」が「生」に輝きを与える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NORI
23
小難しい言葉を捏ね繰り回して、結局なんだか分からなくなってしまう哲学なんて意味がない。人が幸せに生きるためにはどうすれば良いのか。その答えを求めることこそが哲学だ。死・その時に夕映えのように輝くことが大切で、そのように生きよう。人は生きている今、幸せでなければいけない。 天国での幸せのために現世の禁欲を求め、疑問を挟むことを異端と弾圧した権威的キリスト教に疑義を唱えた思想家や哲学者達は、最終的にギリシア哲学に立ち返る。そんな哲学史を解説しながら「良く生きることは、良く死ぬこと」を語ったニーチェの解説本。2025/01/18
yasuko mama
0
よくわからず、とちゅ辞め2013/09/12