出版社内容情報
土井善晴さん、ひうらさとるさん推薦!
思春期の子を持つ母親必携!
母親の役割をとらえ直し、
家族それぞれの自立を目指し、
母が自分軸で生きるために。
あたらしい家族のためにやってみた50のアイデア。
やわらかい絵と文で綴るイラストブック。
思春期になったら、やりすぎ母さんは卒業しましょう。
内容説明
近年のわが家は、子どもの思春期と親の中年期が重なる「家族の大きな曲がり角」に差し掛かっていました。子離れがもっと自然にできればよかったのですが、コロナ禍も重なり、家族みんなが家にいることの多い中で、何らかの「スイッチ」が必要だと感じました。そこでわたしは、「卒母します!」と家族に宣言したのです。
目次
プロローグ 母の役割をとらえ直す
第1章 母である自分を棚卸ししてみる(母の波いろいろ;うそ寝してみる ほか)
第2章 寮母っぽいアプローチ 家事編(寮のような仕組み;寮母っぽいアプローチ ほか)
第3章 母の役割とコミュニケーション(言葉の量を減らしてみる;ふきげんのゆくえ ほか)
第4章 これからの自分を考える(STOP心のむだ使い;母のバイオリズム ほか)
エピローグ そして、卒母はつづく
著者等紹介
田中千絵[タナカチエ]
1974年寅年生まれ。武蔵野美術大学卒。出身:東京都。仕事:グラフィックデザイナー。NPO法人chou・chou理事・東京支部ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sawa
5
卒母したいわけではないけど、子育ても落ち着いてきて今自分のこれからの人生を模索中なのでちょっと気になって読んでみた。イラストもあって、ノートに手書きでいろいろ書いてるって体なんだろうなぁと思いながら読み始めたのですが…だんだんこの手書きの文字やイラストがガチャガチャしてるように感じてしまい、飛ばし読みになってしまった。時間のある時にゆっくり少しずつ読んでいくのがいいのかもしれない。2024/10/31
浮草
3
こどもも成人し、少しずつ手を離して行きたくて読んでみました。「あなたはどうしたいの?」「わたしはどうしたいの?」それぞれの意思を大切に尊重し合えれば良いなぁ。2024/12/16
fuwa
3
先輩母さんのリアル卒母体験記!めっちゃ参考になる!あんなにかわいかった子ども達に疎まれたり、当たられたり。こちらも戸惑ったり、逆ギレしたり…お互いこんな関係を望んでいるわけではないだろうに。少し長く生きている分、「私も◯歳の時はイライラしてたな」なんて自身を振り返りながらなんとか乗り切ってきたけれど、「卒母」というイメージを抱くと、子どもの自立と自身の自己実現のためにすべきこと・しなくていいことが明確になってくる!友達にも勧めたい、読みやすく、わかりやすい良書。田中さん、この本を世に出してくれてありがとう2024/06/01
Humbaba
2
誰かがやってくれるなら任せるが、誰にも任せられないとわかったら自分でやる。自分がやらなければどうしようもないと思っていたことでも、実際にはそのように他の人に任せられることというのはたくさんある。ただし、任せ方やそのための準備をしっかりとやらないと、うまくいくものではない。また、特に最初のうちは思っていたようには進まないこともある。それらについてはある程度余裕をもって、うまくいったところを確認して心を整える音も必要になるだろう。2024/12/06
サクラ
1
もうすぐ子供達の手も少し離れるので参考に…と手に取ってみました。内容は面白い部分もあるけど、とにかく手書きノートを読む形が疲れた…。活字体の印刷ってやっぱり読みやすいんだと再認識。子供達にも炊事等を自分の分は自分で、の発想は分かるけど、流石に高校生の子に強いるのは抵抗が有りました。社会人の子供ならば違和感は無い…むしろ必要だと思えたけど。この辺りは各々の考え方ですね。2025/04/20
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