出版社内容情報
有元葉子さん、年を重ねるほど魅力的になる、その理由。
「本心じゃないことは言わない」「肩書は気にしない」「自分の素の状態を知る」「人とは別の方向へ行く」など独自の生き方哲学を紹介。
からだをととのえ、心をととのえ、住まいをととのえる。
この世の中を生きる上での指針となる、珠玉の言葉がたくさん詰まった一冊です。
内容説明
潔く、しなやかに。有元葉子さん、年を重ねるほど魅力的になる、その理由。
目次
1 からだのこと
2 身づくろいのこと
3 住まいのこと
4 仕事のこと
5 子どもと過ごした時間のこと
6 私にとって大切なこと
著者等紹介
有元葉子[アリモトヨウコ]
3人の娘を育てた専業主婦時代に、家族のために作る料理が評判となり、料理家の道へ。素材をいかしたシンプルでおいしい料理だけではなく、洗練された暮らしぶりや、軽やかに人生を楽しむ生き方が世代を超えて熱い支持を集めている。メーカーと共同開発するキッチン用品「ラバーゼ」のシリーズは使いやすさと機能美を追求し、ファンが多い。東京・田園調布で料理教室「cooking class」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
布遊
34
「目で愉しむ」。目の前にあることを、自分で納得がいくように、トコトンする。有元葉子さんの小気味いい生き方でした。できるところから、真似していきたい。2024/07/22
ともこ
23
著者の本を初めて読んだ。「カシミアのTシャツ」「ブランドの髪止め」「イタリアに家を買う」など、豊かな経済に裏打ちされた暮らし・・という感想は否めなかった。しかし、共感し、さらには見習いたい著者の考え方にも多く触れることができた。「120%の力を出して100%の結果」そうかもしれない。「自分の身体に問い、そのとき必要なものを食べる」「目に愉しい暮らしが心の沈静につながる」「『お店みたいにおいしい』は褒め言葉ではない」著者の清々しい暮らしぶりを垣間見ることができた。まずはいりこ(煮干し)出汁からまねてみよう。2024/12/10
ケロコ
16
なるほど、なかなか有元さんのようには生きられないけど、心には響きました。思うように生きるということは何にも縛られない自由な心があるからできるもの。私なんてもう誰かに縛られる事は無いのに、自由にすることに慣れていないから何もできない。ねばならぬという呪縛から逃れられないということに気づいたわ。2024/07/13
たんぽぽ
13
憧れの有元さん。 あれこれも素敵で正しい。 ご立派です。 でも、できません、すみません。2023/12/26
Acha
10
有元さんのテキパキ明快な語りが好きだ。そのこだわりや生き方に憧れて入信、概ね有元さんの暮らしぶりは読んできたが、今回、全面的に来し方が紐解かれ、私生活が存分に公開されている。当然、相当素敵だが、懐古から集大成の流れに、ちょい不安に誘われもした。出会ったあの本の頃の年代から、今やイタリアで自慢できるお年頃ならば。私の暮らしは地味なんです、とイタリアと長野に別宅を持ち、2万円のエプロンやカシミヤを着こなしつつさらりと言う有元さん。くー、それこそが無頓着。身の程をわきまえつつ、今後ともついて行きたい。←信者2024/11/19