出版社内容情報
加藤 紀子[カトウノリコ]
著・文・その他
内容説明
多くの情報と多くの取材を経て、目の前の子どもを幸せにするために親ができること、まとめました!
目次
第1章 学校生活での「困った!」には?(授業中、立ち歩く;人の話をさえぎってでも自分が話したい! ほか)
第2章 コミュニケーションでの「困った!」には?(一人遊びが多い;かんしゃくを起こす ほか)
第3章 勉強での「困った!」には?(字が雑すぎて読めない;鏡文字を書く ほか)
第4章 家庭での「困った!」には?(約束を守れない;ゲームばかりしている ほか)
第5章 進路での「困った!」には?(ちょっと気になる子の受験、どうしたらいい?)
著者等紹介
加藤紀子[カトウノリコ]
1973年京都市生まれ。1996年東京大学経済学部卒業。国際電信電話(現KDDI)に入社。その後、渡米。帰国後は受験、英語教育、海外大学進学など教育分野を中心にさまざまなメディアで旺盛な取材、執筆を続けている。2020年6月に発売された初の自著『子育てベスト100』(ダイヤモンド社)はAmazon総合ランキング1位を獲得。17万部のベストセラーとなり、韓国・台湾・中国・タイ・ベトナムでも翻訳されている。一男一女の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
加藤 勤
2
授業中じっと席に座っていられない、学校に行きたがらない、かんしゃくをおこして暴力をふるってしまう・・・ 子育てをしていると、自分の子供が「問題行動」を起こしてしまうことがよくあります。そういう時にどう対応したらよいか、教えてくれる本です。 全部読まなくても、必要なところだけ拾い読みしてもOK。 子供が不登校や無気力になってしまう問題に専門的に取り組んでいる方との対談もあって、この本で救われる人がきっと大勢いると思います。2022/10/16
いち
1
3歳~小学生になったら手元に置いておきたい2023/09/11
アプリコット
1
知能が比較的高い、取り分けギフテッドの子どもが無意識に想定されているように感じた。ASDやADHD、LDやDCDの子どもに対する支援としては適さないのでは?と思える方法も散見された。例えば、"失敗させて気づかせる"という方法は、皆が皆「どうして失敗したか」「これはどうにかしないといけない」と自力で考えられるとは限らないと思われる。特性がある子どもや大人の活躍にフォーカスすることの功罪は、著者も気づいている様子だったが。2023/04/02
タカ
1
正解がわからない子育てに、日々悩みを抱えている。自分の価値観だけを押し付けるのが良いのか、狭い視野になってしまうこともあるかもしれない。そんな時、この本は新たな視点を取り入れてくれた。 漢字の書き順を守れるように、綺麗に書けるように躾てきたが、そうじゃなくても良いという発見もあった。ただ、どの程度の学力を持っていればある程度許容するかの見極めは難しい。いずれにせよ、子どもとの関係を築き、気づきを促す、自立を促す関わりが重要。それ以外を厳しくやると、結果的に無気力の状態を招いてしまう。気をつけなくは。2022/12/25