内容説明
山門をくぐった先は極上の異空間―。何百年という歳月が作りだしたカフェで、まずはお茶を一服、いかがでしょうか。
目次
第1章 寺カフェ(青磁の器のような美しさの中で 青蓮院門跡;平安朝を思わせる優美な世界 退蔵院 ほか)
第2章 お寺でできること(萬福寺(普茶料理)
東林院(精進料理教室) ほか)
第3章 お寺で願いをかなえる(壮大な古典の森を歩く 仁和寺;御室成就山 八十八ヶ所巡拝 ほか)
第4章 お寺のおみやげ(お寺のおみやげ“お菓子”;お寺のおみやげ“雑貨” ほか)
著者等紹介
早川茉莉[ハヤカワマリ]
編集者。『すみれノオト』発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねむねむあくび♪
64
図書館の本。カフェ、と言う表題とはちょっと違った印象で、お寺とお寺でいただけるモノの紹介、と言う感じでした。お抹茶や和菓子から、エステまでお寺で!?とビックリしたり。期待した内容とはちょっと違っていたけれど、お寺をまるでカフェのように寛げる場所ととらえて、良い刺激を貰いました。私ももっとお寺に気軽に行きたいな~。2015/07/26
tamami
48
数年前に古書市で購入。その昔、京都には大いに憧れたものだが、今では何時かもう一度行ってみたい街の一つになってしまった。でもどこか密かに思いはくすぶり続けていて、こんな素敵なお寺とカフェ達に出会えるなら、思いの順位を繰り上げようかしらん。写真の季節も景色の切り取りも、どこがと言うことなしに、どのお寺カフェも本当に良い感じの佇まいを見せている。寺々の意匠に添えられた文章には何とも言えない味があって、現地に足を運びお茶と菓子を食し、静かな時間を過ごせたらと思う。刊行から7年余、今も変わらぬ姿をしているだろうか。2022/02/10
かおりんご
42
なんだろうなー。期待していたのとは、違いました。お寺の紹介というより、著者のエッセイ風味が混ざりあっていて、「この本の~を思い出した」というのが多く・・・それが私にはピンと来ないものが多かったせいか、いまひとつ。要は、いろんなお寺でお抹茶をいただけるという話。カフェなんて書き方をされると、コーヒーなんかもいただけるの?って思いそうだけど、違います。2014/12/29
きつねこ
40
近ごろ話題ののお坊さんカフェもある?と少し期待しましたが、残念ながらそれはなかった(居酒屋モンクはあった!)。お抹茶+和菓子や、精進料理がいただける京都のお寺を著者さんのエッセイを絡めて紹介してくれます。本からの引用もかなり多く、本好きには楽しめるかも。お寺でこういう楽しみかたがあるの、北森さんのぶぶ漬シリーズで知りましたが実在するこちらのお寺も残念ながら掲載されていなかったです(笑)。お寺でアロマサロンとか、ちょっとびっくり。おまけに載っていたお寺のお土産と御朱印がよかったな。2015/04/22
nikko
15
既に訪ねた場所はその時の感情と重ね合わせながら、これからの場所には思いを馳せながら、余韻ある文章が心地良くて、年末年始繰り返し読みました。大原の方でも、一服いただけるんですね。知りませんでした。次回の京都旅行は、久方ぶりに大原を訪ねてみたいです。2015/01/03