出版社内容情報
ストレスと腰痛の関係に注目した医師が、腰痛による痛みの悪循環を絶ち、脳を正常に働かせるための方法をわかりやすく解説する。
内容説明
健康な人にもヘルニアがある!?ヘルニアがあっても痛みがない人もいる!?手術をしても治らない!?痛みの原因は腰ではなく、ストレスにある。痛みと心の不思議な関係。整形外科専門医が教える腰痛治療の最前線。
目次
第1章 腰痛がすっきり治らない理由(“椎間板ヘルニア”の選択肢は「我慢」か「手術」だけ?―手術をしても痛みが消えないこともある;そもそも腰痛になる原因とは?―大きく分けて4種類の原因がある ほか)
第2章 ストレスが原因の腰痛(痛みの引き金になるストレス―職場環境・家庭環境・その他の病気・医療不信の4つの要因がある;職場環境1―嫌いな上司がいて、イライラする(30代女性) ほか)
第3章 最新・腰痛の治療(最新の腰痛治療の流れ―まず問診に時間をかける;痛みは完全になくなる?―治療のゴール設定を決めること ほか)
第4章 自分でできる腰痛改善(ストレスを解消するには?―「取り除く」または「逃げる」こと;代替療法や民間療法とのつき合い方―プラセボ効果が得られる分にはOK ほか)
第5章 症状が進んだら(もし症状が進んだら―診療・検査で、重篤な病気を見逃さないこと;症状の変化1―腰痛の原因になることもある骨粗しょう症 ほか)
著者等紹介
紺野愼一[コンノシンイチ]
福島県立医科大学医学部整形外科学講座教授(講座主任)。福島県立医科大学附属病院副院長。福島県立医科大学附属病院整形外科部長。医学博士。日本整形外科学会専門医、認定脊椎脊髄病医。日本脊椎脊髄病学会指導医。専門は脊椎・脊髄外科、慢性腰痛。1984年自治医科大学卒業後、福島県立田島病院(現・福島県立南会津病院)整形外科勤務。その後、スウェーデンヨーテボリ大学へ留学。1990年福島県立医科大学医学部整形外科学講座入局。2008年福島県立医科大学医学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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