内容説明
老いても自立して簡素に暮らしたい。そのために心がけていることとは…全国各地の家事講習会に招かれ、300回以上講演した主婦が紹介する、気持ちに余裕が生まれる家事のコツ、ラクに進めるための工夫。
目次
第1章 簡素な暮らしは、健全な家計管理から
第2章 ものを減らしてスッキリ老後生活
第3章 気持ちよく暮らす1日の時間割
第4章 しっかりバランスよく食べて、元気に暮らす
第5章 短時間ごはん作りのコツ
第6章 子供や孫と一緒に食卓を囲むときに
第7章 私の家事暦
著者等紹介
村川協子[ムラカワキョウコ]
1930年(昭和5年)長崎県大村市生まれ。長崎高等女学校卒業後、結婚して一男一女を育てる。結婚とほぼ同時に雑誌『婦人之友』の愛読者の集まりである「全国友の会」に入会し、多くの仲間とともによりよい暮らしづくりを工夫する。その後、講師として各地の家事講習会に招かれ、300回以上講演。自らの経験から生まれた家事時間の使い方、収納、料理の知恵、家計管理の方法は、家事の創造性と奥深さを感じさせる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おくちゃん🌹柳緑花紅
90
簡素な暮らしは合理的で丁寧な暮らしだった。目標にしよう!夫のリタイア時期がそう遠くない今その後の生活に少なからず不安があったけれど、作者がおっしゃるように家計が簡素になり見通しが良くなる。そしてわかりやすくなることで、ムダな出費が無くなり落ち着いた暮らしが出来ると考えればそう不安になることもないと。台所に立ち続けない工夫は早速真似てみよう。今から少しでも身に付けていきたい。暮らしの達人が老いても自立して暮らす心がけを教えてくれる一冊に出会えた。読友さんに感謝です。2016/01/30
パフちゃん@かのん変更
67
素敵です。とても80代とは思えない。お料理もパン食やイタリア料理などハイカラ。91歳の旦那様がおいしい手作りパンを焼いてくれたり、料理も二人でしたり、仲がいい。あまり参考になる所はなかったけれど、いい老夫婦の姿だと思いました。2016/02/11
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
35
読友さんの感想から手に取った本。昔、母が読んでた暮しの手帖と表紙が似てて可愛い。著者は、この本を書いたときなんと81歳!結婚後、「全国友の会」(NHKのスーパー主婦もこの会の会員)に入り、講師として家事講習会をしていた方なので、主婦の手本のような方なのだが、単に家事の技術が高いというのではなく、生活の思想のようなレベルにまで達している。合理的でシンプル、自分の考えをしっかりもって、豊かに生きる。とても真似できそうにはないけれど(既に落ちこぼれているけれど)、読んでいて迷いがなく気持ちがよかった。2016/02/10
ごへいもち
25
類稀な人。こんな風に過ごせたら家族も幸せ。私には無理って居直っちゃダメだよね~。というわけで少しは喝を入れてもらった気がするので時々この方の本を読もうと思いました2013/12/18
ケイプ
17
筆者の村川さんが81歳の時に書かれたものだと知りびっくり。すべてを簡素にということではなく、自分のこだわりはきちんと残しているところがいいですね。私も断捨離をして身の回りの無駄なものを整理しようと思っているのですが、なかなか実行にうつせず。。。物を減らして心豊かにを目指したいです。2016/02/04