内容説明
夫のこづかいをケチるより、やるべきことがあります。総額5200万円得する平成型仕分け術。保険料、住居費、自動車代、教育費。ケチるのはこの4つ。
目次
Prologue 夫のこづかい3万円では出世できない
1 夫婦同時失業からの家計の仕分け
2 こづかいをケチっては夫は出世しません!
3 ケチらずに5200万円浮かすウソのようなホントの節約術
4 万が一のための保険料に生活費をつぎ込まない
5 住居費は最大の支出であり最大の節約どころ
6 子どもの教育費を聖域化しない
7 自動車はあったら便利、なくても生活できる
8 節約に成功したら収入アップを考える
9 お金の使い方が人生を変えるこづかいの成功哲学
Epilogue 激動の時代は夫婦で乗り切るしかない
著者等紹介
花輪陽子[ハナワヨウコ]
ファイナンシャルプランナー(FP)、作家・翻訳家。CFP認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1978年、三重県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、外資系の投資銀行に入社。アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻が引き金で起こった世界同時不況「リーマンショック」のあおりで、2009年夫婦同時失業を経験。投資銀行を退職し、ファイナンシャル・プランナーとして独立。現在、雑誌や新聞などでの執筆の他、全国各地での講演、テレビやラジオの出演など精力的に活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みゃーこ
53
小遣いイコール投資と言う考え方、貯めるだけが能じゃない、ケチるだけが節約じゃない。楽しくなくちゃ続かないもんね。ちょっと楽観的すぎるだろ?って思うような節や、著者がファイナンシャルプランナーなだけに、節約と言うか、ファイナンシャルプランナーならではの投資の視点が多い。2015/03/16
さら
9
我が家には遠いところの話に思えて、実践してみようかという気にもならない…。参考になったことといえば、「浪費」せずに「投資」しなさい、というところ。収入を増やすには自己投資をしないと!というのは納得。2013/04/01
Aoki
7
う~ん、まぁそういうこともあるよね、というか、何が幸いするかわからないよね、という話しを聞かされた感じ。まとめると、4大固定費節約は、保険はネット生保、自動車はレンタカー、住居は賃貸、教育はオール公立で30年で5200万の差!そして収入の4分の1は貯蓄し、こづかいはケチらずに人脈に投資、妻は脱専業主婦、夫は副業、資産は運用!なのでタイトルの節約しないというのは、こづかいをケチらないの意で、節約はしっかりするんです。でもやっぱり著者のように妻が個人事業主になるところが一番難しいところなんではないでしょうか。2013/08/13
セディ
3
節約せずにとタイトルはあるもののどちらかというと無駄を省くという感じ。投資の部分は少なく、そのあたりを期待して読む人には物足りない。減らしようのないくらいの給料の人はどうすれば・・・2012/05/12
Ai T
3
家計管理的な部分はうちの実情にも方針にも正直合わないけれど、小銭をちまちま貯めるよりもこんな時代にサバイバルするには人脈やスキルアップに投資しようというところに激しく同意~。ただ、夫を持ち上げすぎるあまり、「妻のこづかいは家計費込みで2万円」は、ないなー。雑費で消えちゃうでしょ。よっぽど専業主婦に腹すえかねるみたいなことがあるのかな(笑)前著で大絶賛だったせいか、「年収600万」にもこだわりすぎているような気がする。あとがきに、うまく原稿が進まなかったというくだりがあるけれど、それがちょっとわかるような。2011/02/27