誰が「赤ずきん」を解放したか

誰が「赤ずきん」を解放したか

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784479750222
  • NDC分類 909.3
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

武井 康則

9
赤ずきんについて言及したものを全て並べたてている。赤ずきんはまずペローによって宮中の大人が読む寓話として書かれた。最後赤ずきんは狼に食べられて死ぬ。それが100年後グリムによると、家庭で読まれる本となり、無事に生還する。間に啓蒙時代があったためだろうというのが著者の論。これがⅠで語られる。Ⅱで赤ずきんについて語られた今までの論が並べられ、Ⅲは赤ずきんのパロディ。パロディは時代が要請すると思うが、単に並べられただけ。ダーントンの「猫の大虐殺」で分析している赤ずきん論の方が主旨が明快でずっと面白い。2025/04/06

のり

0
この本のお陰で赤ずきんの奥深さに触れられたと思う。ただのグリム童話じゃない。2013/07/15

0
プレゼンのために読んだ。いろんな意味が隠されてるんやな。パロディが面白すぎる。2011/12/15

澤水月

0
910528

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