内容説明
恋をすると、楽しいことも苦しいことも2倍になる―恋するチカラをもらえるエッセイ集。
目次
恋をするなら
他人ごとではないから
モテなかった理由
コナかけ男、現る
もらう女、もらえない女
美人は得か?
ロクデナシの恋
恋の匂いのしない女
女の見栄
あの時の決心はどこに
恋と下着とダイエット
ここではなくてどこ?
どっちの別れがいい?
着る服がない!
本当はわかってる
ああ、苦しかった
恋の魔法
よかれと思ったことなのに
残酷な男
食べたい食べたい
あんな女に生まれてみたい
自分で決める
恋愛なんて
著者等紹介
唯川恵[ユイカワケイ]
1955年金沢生まれ。ごく普通のOL生活を10年おくった後、小説を書き始め、作家生活にはいる。共感度の高いエッセイや小説で、幅広い層の女性を元気づけている。2002年『肩ごしの恋人』で、第126回直木賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
68
唯川恵さんの恋愛に纏わるエッセイ。恋愛が全てではないけれど、やっぱり人生の中で大きなウェイトを占めるのは恋愛なのかも。恋愛って楽しかったり、辛かったりで、色々な感情、経験をさせてくれるもの。そうしたものの積み重ねで人って変わっていくんだなって思いました。2015/10/23
ムラサキ
10
10年の普通のOL生活後、作家へ転身した唯川先生の恋愛エッセイ。これまでの恋愛やら女子の悩み事のぼやき集みたいな笑これなら幸せってのはなくて、それもまた人生ってやつなんだろうな。足るを知るってね。今の幸せを数えて生きていきたいね。その時々の自分に問いかけて、行きたい道を行く。それが1番だと思う。高畑充希と岡田将生の馴れ初めが初主演の1122であって、今までは共通の友達はたくさんいたけど…とのことというネット記事を今朝たまたま読んだところだった。自分の道を歩む中で、そういう素敵な出会いがあるといいなぁ☺️2025/01/31
ネロ
9
そんな考えもあるんだとびっくりした。私は今唯川さんの言う、モテない集団の一員だ。でも、私たちはその女の集まりが楽しい時期なのだ、きっと。だから、大人になってからあの頃はほんとモテてなかったね、などと酒を交わしながら言うんだろうな。2010/08/17
kaizen@名古屋de朝活読書会
5
「大和書房のホームページ2001年1月から12月まで連載されたエッセイ「愛がなくてははじまらない。」に加筆したもの」とのこと。今は本書の原文はない。残念。正直で、思いやりがあるから、多くの人の支持を受けているのだと分かる。赤川次郎がコバルトノベル大賞に選んだ理由も納得。ある本のあとがきで、唯川恵が本は好きだけど、読書が苦手とのこと。だから、分かり易い文章を書くんだ。納得の連続。2013/02/15
Tomohisa Fujita
4
ご本人の体験談エッセイ。面白かったです。男が良かれと思って言葉にする、責任感が、全く相手を救うことにならないどころか、男が男らしさと思ってしてることが、相手の心を踏みにじってしまうだなんて、難しいものだな~と思う。幸せは人それぞれ、環境も何もかも、変わらないものは何もないっていう考えはとても共感なので、著者の作品が僕には楽しめるんだな~と思いました。2013/05/04