内容説明
子育て真っ最中の人、子育てが遠いむかしの人、親元をはなれ、ひとり暮らしの人、これから母になる人、子の親であり、親にとっては子である人、今もおかあさんと仲良しな人、会いたくても会えない人、おかあさんとの思い出がある人もほかの大切な方との思い出がある人も…あの日々がなつかしい、すべての人へ。10年以上版を重ねるロングセラーの2冊が1冊になって新登場!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
80
今ならこの本の隅々までわかる~あの頃は余裕も無くって・・と、言い訳する私。今ならゆったり子育てが出来るかも(笑)私の母は色んな事に、いっぱいいっぱいで、次女の私の成長は「記憶が無い」と、笑い飛ばしてました。愚息達は覚えてるかな?叱られた事だけかな?ごめんね。私も笑い飛ばします(汗)懐かしい香りでホッコリと読了しました。2015/07/06
まーちゃん
68
母と私は仲良しだけど、幼い頃一緒に過ごした記憶はあまりない。私は三姉弟の長女で、家には祖父母がいて、真面目で要領の悪い母は一日中家事に追われていた。母は妹や弟の世話をし、私は大抵祖母に遊んでもらっていた。祖母は面白くて優しかった。でも幼い私は母の後ろをついて歩いては「ねーねー、みてーみてー」と言っていたような気がする。一方息子二人の母である私は、怠け者の主婦で、彼らと一緒に遊んだりお昼寝したりしてた。でも、彼らはそれを覚えているだろうか。案外「遊んでもらった記憶はない」とか言われちゃったりして(苦笑)2015/12/15
yomineko@ヴィタリにゃん
61
母の日に合わせて読んだ。母はもういない。でも小さい時手を繋いで歩いた記憶、一生懸命に料理や洗濯をしていた事などが思い出される。もっと母親孝行すれば良かった。私は著者みたいにちゃんとしてなかった・・・2022/05/05
しのぶ
51
どのシーンも自分の思い出の中にもあったなと思う一冊。かけがえのない懐かしい記憶が詰まっている。2017/01/30
Ikutan
51
おかあさんと娘のさりげない日常のひとこまをほのぼのとしたゆる~いイラストで切り取った一冊。記憶の奥にあるふとした瞬間が甦ってきます。それは、自分と母親だったり娘と自分だったり。おかあさんと過ごした日々はこころの奥の原風景なんですね。クスリと笑ったり、しんみりとしたり、ふうわり優しい気持ちになれますね。娘が読んだらどんな風に感じるか、ちょっと気になりますが、色んな世代におすすめです。2015/03/31