内容説明
愛する子どもをなくした人へ。「もしも、あの日さえなかったら…」―ふかい悲しみを癒す葉祥明のグリーフ・ブック。
著者等紹介
葉祥明[ヨウショウメイ]
1946年7月7日、熊本県生まれ。画家・詩人・絵本作家。90年、『風とひょう』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。91年、神奈川県鎌倉市に葉祥明美術館を開館。92年、オリジナル・キャラクター「JAKE」が、ふみの日記念切手に採用される。95年、旧ユーゴの子どもたちとのジョイント展を開催。96年、ウィーンにて展覧会を開く。97年、東京・自由が丘にJAKE HOUSEを開館。また、この年より各地で『地雷ではなく花をください』原画展を開催。99年、『森が海をつくる』がけんぶち絵本の里びばからす賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あけさと@ぷに
13
消えてなくなるわけじゃない。違う世界ですぐそばで元気に生きている。2013/12/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
親より先に死ぬのは最大の親不孝、と言われ育ちました。我が子にも同じことを言っています。けれど、不慮の事故や病気などで親より先に亡くなる子どもだっています。その親の気持ちに寄り添ってくれる絵本です。2019/10/22
sira
1
「親から子へ伝えたい17の詩」を読んでから気になっていた人の一人。詩集の棚にあったのだけど、どっちかというと絵本かな?幼い子供を失くしてしまった両親の為の、スピリチュアリティな感じの物語。優しい絵と文、癒すよすがとなるんだろうな。2011/04/24
fumi**
0
Spirits live forever, and love will never fade away.今の世の中、ニュースのコメントや何気ない会話の中にも生きにくいと感じさせられる部分があり、時々感じるとてつもない疎外感や孤独感。そこに躓くたびに読み返してしまう。Griefが私にとって永遠のテーマ。答えなど出ないスパイラルなテーマ。2012/04/22