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内容説明
黒人の一卵性双生児。彼女たちは他者にはかたくなな沈黙を守りつづけ、奇妙な犯罪を繰り返す。激しいセックス、悪意なき放火。しかし、その内面には何百万語にものぼる〈ことば〉が渦巻いていた。少女たちの膨大な手記と創作を読みこんで、沈黙の裏にひそむ心の真実を描き出した驚くべきノンフィクション。
目次
第1章 幸せな家庭
第2章 マネシツグミ
第3章 人形の家
第4章 ガラスの町
第5章 アメリカの夢
第6章 嵐のあと
第7章 二人の戦争
第8章 私の影
第9章 判決
第10章 地獄に咲く花
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
balanco
3
コミュニケーションの範囲が二人だけの双子の姉妹の物語。家族や他者に迷惑をかけてでコミュニケーションを取ろうとしても、どうしてもすることができない二人の絶望は壮絶だと思った。2017/10/07
Yukiko
2
壮絶。 双子を生むのが怖い。 彼女達にとっては世の中がおかしいのかもしれない。
Chunko
2
双子が怖くなった…なんでこうなったのかとか、さっぱりわからないのがまた怖い。少なくとも今まで読んだこの手の本だと、原因が解明されて治療に至るのだけど。 そしてこれを読み終えた後、ダークハーフを読み始めてしまい、さらに怖くなったのでした。1995/12/22
fuchsia
2
黒人の双子少女、他人には理解できない独自の言語でしゃべる、なんてところから当然スタージョンの「人間以上」なんかを連想してしまうのですが、こちらは70年代の実話です2005/01/01
Kavi
2
黒人の双子の女の子。二人だけの時は喋るけど、ほかの人とは一切口を利かない。奇妙な心の病気。
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