老いのレッスン

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり

老いのレッスン

  • ウェブストアに127冊在庫がございます。(2025年10月19日 11時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784479394624
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【人間への深い洞察から導いた、初の「老い論」】
少子化・人口減する日本、カオス化する世界、長寿化による生き方の変化――
先行きの見えない現代において、心穏やかに生きるための12のレッスン
?



【目次】

まえがき

1「老い」を忌み嫌う時代に
 Q.老いることは悪いことなのでしょうか……?
 老いて、「あまりよけいなことをしない人間」になった
 子どもは「老い」を想像できない
 老人になったつもりで考える
 老人は「どうでもいい話」をする
 雅号という自己分析
 鴎外が描いた『じいさんばあさん』

2 長持ちする身体のつかい方
 Q.老いると体はどう変化するのでしょうか……?
 死んだはずがまだ生きている
 回復しない身体と付き合う
 身体は壊れやすい

3 親の老いとの向き合い方
 Q.老いる祖母に対して、後ろめたさがあります……
 親の死に方を想像する
 向き合わず、同じ方向を見る
 「どんな人だったか」は分からなくてもいい
 「気づかいをすることができる」喜び

4 死について考えることは生を豊かにする
 Q.「供養」とは何なのか、よく分かりません……
 なぜ墓参りをするのか
 人は死んでも、なかなか死に切らない
 「供養」とは双方向的な営みである
 自分の墓にお参りする

5 人生は思い通りにいかないけれど
 Q.人生に行き詰まった時、どうしたらよいのでしょうか……
 「疑似的老人になる」という教養
 隠居の書法
 老いは病ではない
 「老い」も「老いたくない自分」も認める
 「ほんとうの自分」はない方が生きやすい
 41歳で倒れて分かったこと

6 人を育てる、たった一つの大切なこと
 Q.年下への接し方が分かりません……
 答えはシンプル「親切にする」
 人がついていきたいメンターとは
 気分がよい場をつくる

7 「ほんとうの友だち」とはなにか
 Q.友だちと疎遠になり、さみしいです……
 友情が語られない時代
 「友情」は宿命か?
 相性だけでは続かない
 何を考えているのかわからない「親友」
 謎によって結びつく

8 いい人間関係のつくり方
 Q.どうすれば、長く続く人間関係を築けるのでしょうか……?
 大人になっても友だちはつくれる
 屈辱によって、絆を確認する人たち
 伴侶は選び取るものではない

9 「天職」の見つけ方
 Q.いまの仕事を続けていてよいかわかりません……
 内定をもらって迷う学生
 最初から「よい勤め先」は存在しない
 助けを呼ぶ声に耳を澄ませる

10 いまの時代に「結婚」は必要か
 Q.「結婚」に意味を見出せません……
 結婚は幸福になるためにするものではない
 あまり期待しない方が夫婦は長続きする
 感情ではなく契約で縛られる意味
 離別を先送りにして暮らしていく

11 子育

内容説明

少子化・人口減する日本、カオス化する世界、長寿化による生き方の変化―思い通りにいかない人生と折り合いながら生きるための知恵と術。人間への深い洞察から導いた、初の老い論。

目次

1 「老い」を忌み嫌う時代に
2 長持ちする身体のつかい方
3 親の老いとの向き合い方
4 死について考えることは生を豊かにする
5 人生は思い通りにいかないけれど
6 人を育てる、たった一つの大切なこと
7 「ほんとうの友だち」とはなにか
8 いい人間関係のつくり方
9 「天職」の見つけ方
10 いまの時代に「結婚」は必要か
11 子育て困難な時代で、子を持つこと
12 「死」という難問

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス文学・哲学、武道論、教育論。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)、2010年度新書大賞(『日本辺境論』)、第三回伊丹十三賞を受賞。神戸市で武道と哲学研究のための学塾凱風館を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

pirokichi

27
大和書房担当者刑部さん31歳の問いに内田樹さんが回答するという往復書簡形式で綴られた12篇。どちらかといえば若者向けで、老いや死についてはもちろん、人間関係や友情、仕事、結婚、子育てなどについても語られる。「(後期高齢者になる自分の状態は)死に始めたけれど、まだ死に切っていない過渡期だ」「生きている時間はそのつどすでに少量の死を含んでいる」という言葉にハッとさせられた。そして月並みだが、一日一日を大切に生きようとあらためて思った。また内田さんがいつもおっしゃられる「親切」も、もう一度胸に刻もう。2025/10/01

白いカラス

5
老いの心の準備を始めなくてはなりませんね。そしてあくまでも「親切」に生きていくことを念頭にこれからの老後を過ごしてゆきたいと思いました。2025/10/08

yasutomo

1
以前より内田先生の書かれた本を愛読していますが、今回の本には、先生自身の経験ことが赤裸々に書かれており、その経験から学んだ先生なりの人生訓を導き出している。若手編集者の質問に、内田先生が回答する形式で、話は進んでいきますが、どの回答も素晴らしい。本当にハッとさせられる。自分が同じ質問されたら、つまらないことをぐだぐだ話しそうで、器の大きさの違いを感じてしまう。でもそんな内田先生の人生も順風満帆では、なかったことが知れて、申し訳ないけど嬉しい。2025/10/14

et

0
完全なる死とは誰にも思い出されなくなること。死者を定期的に思い出したり、再発見することで復活する。死者との関係の在り方はベイトソンの本にも書いていたような気がした2025/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22881334
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品