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出版社内容情報
【目次】
prologue ありふれた声を求めて
WAY TO WORK 出勤一日目
ほら見ろ、これが女性たちの人生だぞ。
WAY TO WORK 出勤二日目
私たちが働いていないだと?
WAY TO WORK 出勤三日目
男尊女卑からフェミニズムまで
WAY TO WORK 出勤四日目
ここは都会と違うんです
WAY TO WORK 出勤五日目
今日も出勤する女性たち
Epilogue
彼女たち一人一人が、一冊の本だった
内容説明
彼女たち一人一人が、一冊の本だった。「すごくならなきゃどうするのよ」激動の時代、透明化された女性たちの途方もない労働。韓国で報道賞多数受賞のインタビュー集。
目次
Prologue ありふれた声を求めて
WAY TO WORK 出勤一日目 ほら見ろ、これが女性たちの人生だぞ。
WAY TO WORK 出勤二日目 私たちが働いていないだと?
WAY TO WORK 出勤三日目 男尊女卑からフェミニズムまで
WAY TO WORK 出勤四日目 ここは都会と違うんです
WAY TO WORK 出勤五日目 今日も出勤する女性たち
Epilogue 彼女たち一人一人が、一冊の本だった
著者等紹介
すんみ[スンミ]
翻訳家。早稲田大学大学院文学研究科修了
尹怡景[ユンイキョン]
韓国・ソウル生まれ。慶応義塾大学大学院で文化人類学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nekomurice
4
すごく良い本だった。聞くに耐えない状況のなか、生きる為に必死に働き、家族を支え、常に何かを学ぼうとするオンニたちに胸を打たれた。写真のオンニたちもとても良い笑顔。「人生そのものが立派な名刺」ほんとその通りだと思う。出勤三日目のスンジャさんの娘さんのお手紙に涙ポロリ。*苦しまずに、楽しく生きて。生きてみたら、人生は…そう長くないのよ。2025/09/05
びな
1
さほど教育を受けさせてもらえなかった女性たち。 家のことをしながら、育児もしながら、社長業や食堂を経営するというパワフルさ、素敵。 そして多くがなぜか、ダメンズに引っかかっている。。。 柳宗元の「種樹郭たく駝伝」の引用が素敵。 優れた庭園士の「郭たくだ(人名)」は、木を上手に育てる秘訣について「私は何もしていません。木が天性に沿って本性を発揮できるようにするだけです。」木がしたいように放っておくという言葉がずっと心に残っています。 育児も、その要領がいいんだろうな。 2025/10/22
young
1
どこにでもいるような中年女性のナラティブ。しかし、今とはあまりにも時代が違う。こういう視点については韓国の本からは本当に学びが多い。それだけ抑圧がひどい時代が続いたからだろう。 この世代の娘が母親に対する複雑な感情についても、新たな気づきだった。ああはなりたくない、という思いと、その生い立ちに対して感謝する思い。 「母がどういう人間なのかを見つめるためには、自分を見つめる必要がある」「母の物語は私の物語でもある」 自分の母親からは確かに話は聞きにくいものど。今度、義母から話を聞いてみよう2025/10/15
しじま・炎のラニーナchang
1
読んでて涙が止まらなかった。家族主義的な限界はあるけど、そういうことじゃなくて! housewifisationされる過程が事細かに描かれるなかで、女性たちが自らの営みに自ら名刺を持つことをおのれからまろびでた言葉たちから探るその過程が。新橋の駅で友人を待つ1時間、ずっとずっと読んで全部読み終わった。今も思い出すだけで涙が出てくる。わたしたちも「母」の声を聴かなきゃならない、と思う。2025/09/24
ちり
0
“パッチン!60歳以上の女性たちが消えてしまった瞬間、大韓民国は止まってしまった。「エッセンシャルワーク」に従事する労働者の4分の1が消えてしまったからだ”2025/08/22




