骨を掘る男―わたしたちと戦争、そして沖縄

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骨を掘る男―わたしたちと戦争、そして沖縄

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479394549
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「会ったことのない者の死を悼むことはできるのか?」
かつての私は、この問いを前に立ち尽くしていた。
戦争を知らな過ぎたから――。

沖縄生まれの映像作家が、
戦没者の遺骨を40年以上掘り続ける
具志堅隆松(ぐしけん・たかまつ)の姿を追いかけた、
次の世代へつなぐノンフィクション。

永井玲衣さんとの対談を収録!
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【目次】

内容説明

会ったことのない者の死を悼むことはできるのか?かつての私は、この問いを前に立ち尽くしていた。戦争を知らなすぎたから―。沖縄生まれの映像作家が、戦没者の遺骨を40年以上掘り続ける具志堅隆松の姿を追いかけた、次の世代へつなぐノンフィクション。

目次

序章 制作前夜
第1章 制作初期
第2章 私と沖縄
第3章 制作中期
第4章 記憶の継承
第5章 制作後期
終章 わたしたちと戦争、そして沖縄

著者等紹介

奥間勝也[オクマカツヤ]
1984年沖縄県生まれ。映像作家。琉球大学大学院修士課程で文学を学んだ後に上京、ドキュメンタリー制作に携わる。沖縄を舞台に制作した中編映画『ギフト』(2011)がニヨン国際ドキュメンタリー映画祭(Visions du Reel:スイス)や山形国際ドキュメンタリー映画祭など国内外で上映される。北インド・ラダック地方で撮影した『ラダック それぞれの物語』(2015)は山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門で奨励賞を受賞。WOWOW「いま甦る幻の映画『ひろしま』~受け継がれていく映画人の想い~」(2015)では全日本テレビ番組製作社連盟ATP賞最優秀新人賞を受賞した。沖縄で40年以上戦没者の遺骨を掘り続ける具志堅隆松氏の姿を通して慰霊と戦争との距離感について考えたドキュメンタリー映画『骨を掘る男』(2024)で、日本映画撮影監督協会による第33回JSC賞、日本映画復興奨励賞を受賞。本書が初めての著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Yosuke Hosomi

2
沖縄戦の犠牲者たちの骨を探し続ける男性のドキュメンタリー『骨を掘る男』の監督が、映画制作の前後譚と戦争をめぐる自身の体験をまとめる。ドキュメンタリーの各場面が改めてよみがえる。本土と沖縄、戦争体験者と若い世代、当事者と撮影者など、立ち位置によって見える世界の違いが鮮明となる。2026/04/18

みさと

1
「会ったことのない者の死を悼むことはできるのか?」と問いながらドキュメンタリー映画「骨を掘る男」を制作する映像作家。撮るのは沖縄戦の戦没者の遺骨収集を40年以上続けている具志堅隆松さんおよび沖縄の方々。作者自身遺骨の見つからない大叔母の痕跡を探す。また自分自身の半生を振り返る。5年にわたり具志堅さんとガマに潜り、遺骨や遺品を探し、そこで殺された人の存在を感じながら死者と見つめ合う経験を重ねる。「見えないものを感じるために見えるものを見続けるのだ」。ジワジワと伝わってくる不思議な感覚。見える景色が変化する。2026/05/19

あにも

0
沖縄の地に埋まったままの遺骨と、40年以上にわたってそれを掘り続ける具志堅隆松氏をめぐるドキュメンタリー映画のの監督をつとめた映像作家の著作。沖縄で生まれ育ったが戦争を知らない世代である彼が「会ったことのない者の死を悼むことはできるのか?」という問いを抱え、行きつ戻りつしながら思索を重ねた記録。とても素直で率直な筆致で書かれていて、自分で読み進めていながら、時にスローモーション映像を見せられている、不思議な感覚をいだいた。「平和教育」の意味についても改めて考えさせられる。2026/05/08

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