出版社内容情報
【目次】
第1部:感想検索病の時代
第2部:独自の感想の作り方
第3部:独自の視点を生み出すインプット術
内容説明
「感想検索病の時代」を生き抜くために。
目次
第1部 感想検索病の時代(なぜ私たちは感想を検索してしまうのか;言語化=換金の時代;「考察」を我慢できない私たち)
第2部 独自の感想の作り方(他人の感想を利用せよ;独自の切り口が見つかる4段階分析;自分だけの「警察」を見つけよう;アウトプットの精度を高めるコツ)
第3部 独自の視点を生み出すインプット術(「軸」を持つ視聴法;自分を騙すルーティン;最強のインプット法「読書会」;言葉の解像度が飛躍する「創作会」)
著者等紹介
大島育宙[オオシマヤスオキ]
1992年東京生まれ。東京大学法学部卒業。2017年、お笑いコンビ「XXCLUB」としてデビュー。YouTubeやテレビ、ラジオ、Podcast、雑誌連載で映画やドラマ、社会問題への時評を多く発信している。本書が初の単著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
テル35
92
仕事を受ける基準を「貴重な経験ができるか」とする筆者。「人の心が動く」ことに焦点を当て「鋭さ」と「面白さ」を追求することでアウトプットが独自性を持ち、刺さっていく仕組みについて、圧迫感のない文章で書いている。「より分けること」「違和感を持つこと」「問いを持つこと」がシンプルに思考につながっていく。ちなみに「1つの小さな切り口に絞って全体を語る」ことは僕も実行している。「日常を考えていく」時代に変わってきたのだなと嬉しく実感する。また、各ページに要約が付いていて、読者への愛を感じる1冊である。2026/09/07
pukupuku
42
大島さんのポッドキャストやYouTube、イベントなんかもほぼ聴いていたので、とっても楽しみに待っていて、期待通りの読み応えでした。ページ左側に要約が書いてあるのは、もう発明ですね!少し前に読んだ三宅香帆さんの話が面白い人は何をどう読んでいるのかと似た雰囲気を感じましたが、いずれにしても頭のいい人は頭の中でこんなふうに文章をまとめるんだなぁと、感心しきりでした。私は購入しましたが、田舎の図書館にはこないだの三宅さんの本もなかったので、中高生にも広く読んでほしいと思い、図書館にリクエストしました。2026/07/03
ころこ
31
著者のことはアベマに出演しているところを観て知った。地頭の良さを売りにしている高学歴芸人のようだ。前半では流行の言葉で「言語化」と「考察」というジャンルの関係を論じている。著者は正統的な批評を後半で実践していて、全体としては批評のノウハウの本なのだが、前半のこの問題設定に惹かれた。なぜこの2つの言葉が使われているのか。「言語化」は明確化のことで、より誤魔化しが無いことを求めるのはどの時代の若者でも同じだ。それに対して「考察」とは、作品の中だけで解釈を完結させる行為のことのようにみえる。過度なエビデンス主義2026/10/02
おかむら
30
映画や本、ドラマの感想を誰でもSNSで投稿できるようになった現代、ふつうの感想でなく何か光る独自の感想を書く秘訣を伝授。大島さんは新ドラマが始まる前に今期のオススメをランキング形式で教えてくれるので毎回聴いてる(youtubeだけど)、確かにふつうのオススメより深掘りしてて役立つなあとは思ってる。でもその分わりと集中して聞いてないといけなくて、ナイツの塙もドラマの話するけどこっちはふつうに浅めの感想しか言ってなかったりすんだけど、なんか聴いててラクというか楽しいので、どうなんだろ疲れてる時は塙がいいかな。2026/11/02
とも
27
映画や読書の感想に、いかに自分だけの独自色を出して書くかを説く指南的な書。 凡庸なテンプレ感想をもう一歩深掘りする手法、○○警察の視点で見るというアプローチが面白い。 また、よく言及される作品は全部見るというパワープレイも秀逸。丸ごと知ることで、自然と語るべき言葉が湧き出てくる。 とりあえず、読書メーターユーザーは読んで損はない、そんな一冊。2026/07/26
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