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出版社内容情報
世の中の彩りが変わる、スマホなし紀行。
スマホは便利だけれど、失ったものはないだろうか。
利用ではなく、スマホに依存していないだろうか。
このままでは、私がアプリになってしまう。
突如、思い立って出発した “3泊4日のスマホなし旅”。
向かった先は岐阜県美濃地方。そこで遭遇した景色とは。
スマホから離れたからこそ、出会ったものとは。
そしてなぜ、目的地に美濃を選んだのか……。
果たして、ふかわは、大切なものを取り戻すことができるのか。
~著者コメント~
スマホを悪者にするつもりも、
手放すつもりもありません。
スマホによって省かれてしまった時間や、
感触を取り戻せたら。
そんな気持ちで出発しました。
一緒に旅をしてくれたら嬉しいです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
39
スマホ依存の増える中で、敢えてスマホを持たずに旅行する。そうすることで5感で感じる旅ができたのではないでしょうか。スマホがあったなら見たり感じたりする風景がなくなるのかと思うと、自分もスマホなしの旅をやってみたくなりました。2025/03/17
Natsuko
35
著者と同世代の私は社会人になってからもスマホなしで生活していたわけで、たまに「あの頃」を思い出す。今思えば不便だったけれど、縛られ感や、なんでも調べて解決できるはずという圧はなかったように思う。著者はスマホから奪われ失ったものを取り戻すべく、予行演習までしてスマホなしの旅に出た。自分はと思うと、そこまでシリアスに考えなくとも、便利な機能は活用しつつ、暇つぶしに渡り泳ぐ時間はバッサリ斬ってよいかなと思った。それにしても岐阜県美濃への旅は魅力的、スマホを置いていける自信はないが私もぜひ行きたい😌2024/07/06
くろにゃんこ
31
もっと実験めいた内容かと思っていたら、岐阜への旅行記でした。とても詳しく書いてあり、派手さはないけれど奥深く歴史のある岐阜へ行ってみたくなりました。そうそう、私もスマホを使い慣れない時の旅では、地元の人との交流が多かった。手元で完結すると失うものってありますね。お店選びも口コミを見て決めるのが当たり前になっていて、美味しい店であろう勘が働く機会もない😓2024/08/28
tetsubun1000mg
28
最近はTV画面では拝見しないが、無理に面白そうなことを言って勝手に滑っている芸風の印象。 スマホを持っていかずに手巻きカメラの写ルンですを持って岐阜を旅するという大変地味な設定。 都会育ちのふかわさんには、岐阜の風景が大変新鮮だったようで喜んでいるようなのが面白かった。 芸能人オーラを薄めているのか、地元の方のサラリとした対応も良かった。 時々歴史や俳句などを織り込んでくるのが少々気になったが、ふかわさんが好きな分野だったのかな。 宿や食事をする店での会話も自然で、読みやすかった。以外に文才あるのかも。2023/05/27
みっこ
23
ふかわりょうさんって髪型のイメージしかなかったけど(失礼)こんなに読みやすい文章を書く方なんですね。スマホを置いた旅、素敵だなぁ。本当にスマホを持ってからぼーっとする時間がなくなったと思います。スマホだけでなく、カメラや本、音楽プレーヤーも置いていくとはすごい!大学生のときアメリカに1ヶ月、中国に3週間行ったけど、その時私も文庫本を1冊(しかも既読本)しか持参しなかったんです。もちろん当時はガラケーで、海外では電波入らず。空いている時間は一体何をして過ごしていたんだろう。今では考えられないのが少し悲しい。2025/03/10