考えない猫が教える 脱力系哲学の言葉

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考えない猫が教える 脱力系哲学の言葉

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  • サイズ 46判/ページ数 127p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479393535
  • NDC分類 102
  • Cコード C0095

内容説明

人生は猫目線で見ると素晴らしい!人間関係、承認欲求、幸せ、生きる意味―人類2000年の悩みは変わらにゃい!

目次

1 Happiness(「幸福とは気を紛らわすことにゃ」パスカル;「満足な豚よりも不満足なソクラテスのほうがずっといいにゃ」J.Sミル ほか)
2 Communication(「最善の解決策は、最もシンプルな解決策にゃ」オッカム;「いかになるべきか、についての知識が重要にゃ」デューイ ほか)
3 Love(「信頼はガラスのようなものにゃ」アミエル;「愛するというのはたんなる激しい感情じゃなくて、約束にゃ」エーリッヒ・フロム ほか)
4 Emotion(「人は本当に大事に思うことについては寛容になれないものにゃ」J.Sミル;「ずっと怒りを保つのは意外と難しいことにゃ」三木清 ほか)
5 Mission(「ズルい手を使って手に入れたい目的は、正当な目的ではないにゃ」マルクス;「成功に至る第一歩は何を望んでいるかを見つけ出すことにゃ」カント ほか)

著者等紹介

原田まりる[ハラダマリル]
1985年、京都府生まれ。哲学ナビゲーター、作家。京都出身、「哲学の道」のそばで育つ。男装アイドルとして活動する傍ら、執筆活動を続け『私の体を鞭打つ言葉』で作家に転身。『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のことを教えてくれた。』(ダイヤモンド社)で京都本大賞を受賞

関由香[セキユカ]
1975年、長野県生まれ。ねこ写真家。「ユーモラスで愛おしいねこの日常」をテーマに掲げ、下町や島々のねこ撮影を主に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

230
名言好き・ネコ好きな僕にピッタリはまる一冊。哲学者たちの言葉が50くらいあるにゃ。思想の背景やプチ情報も添えられ、哲学入門書として、かにゃり優れてます。セネカ「先延ばしは、人生の最大の浪費にゃ!」。ベルクソン「どこまで行けるかは歩き出してみないとわからないにゃ」。ショーペンハウアー「読むだけじゃなくて、自分なりに考えてこそ栄養になるにゃ」など、猫の手ばかり借りてられないにゃ。2021/06/27

k sato

14
猫の写真を横目に哲学者の格言51を語る。猫の写真に気をとられて、解説が頭に入ってこないにゃぁ(;´Д`)哲学とは縁がないけれど、しみじみと解釈してみた。気に入ったのはカントの格言:成功に至る第一歩は何を望んでいるかを見つけ出すことである。確かに、ゴールイメージが明確だと、仕事も勉強も張り合いが出るし、結果も伴ってくる。それに、失敗したとしてもくよくよせず、ゴールに向けて再起動できる。最近、何のために仕事しているのか不安になる。定年を迎えたときにどうなっていたいかを、想像してみようかな。2023/03/26

きぬりん

1
見開き2頁の左側に哲学者の名言と猫ちゃんの写真を、右側にその名言にまつわる猫語解説と哲学者トリヴィアを配した哲学者名言集。タイトルに踊る「脱力系」の側面がほとんど露呈していないところには肩透かしの感も。関由香氏によって撮影されたかわいらしい猫ちゃんたちの写真に癒されるとはいえ、それよりも、随所に挟まれる原田まりる氏の飼い猫エッセイの中で描写されている猫ちゃんたちの様子の方が、なせだかキュンとくる。文字は写真よりも強し、あるいは、げに偉大なるは想像力、ということだろうか。2024/08/21

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