出版社内容情報
少しずつ「自分と仲良くなる」4コマブック韓国のイラストレーターの著者が悩み、立ち止まりながら探し続けた自分と仲良く生きていく方法。落ち込んだ夜に読みたい本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
19
おおたとしまささんの本は好きなので本書も読んでみる。共著のもう一人、安浪さんの方は初。塾や学校のコロナ対応の情報は目新しかったけど、主体はやはりおおたさんで、おおたさんの過去本を読んでいればそれほど目新しさはない。結局は中学受験をゴールと考えず、長い人生の一つの通過点と考える長期の視点と、今ここを考える視点が大事だということか。2020/11/28
TAK.I
15
中学受験を考えている親向けの本。巷に溢れている中学受験の迷信を題材に、どのようなことを心得ておけばよいのかを書いている。気鋭の教育ジャーナリストおおたとしまささん、超人気家庭教師の安浪京子さんの対談も掲載。もはや特殊でなくなりつつある中学受験。さまざまな情報に右往左往しがちだが、子どもにとって何が一番大切なのかを考えるきっかけをくれる。初心に帰り、親本位の受験ではなく子ども目線に立つ必要があると考えさせられる。今後ますます加熱するであろう中学受験の世界について知れた。熱く、そして冷静に向き合っていきたい。2022/10/29
masa
6
中学受験について世間で語られている「迷信」について、受験カウンセラーと教育ジャーナリストの二人が交互に解説。世間の噂に振り回されがちな人間にとっては貴重な情報源の一つとなった。いま大きいのは進学塾の存在。偏差値重視社会への影響力や塾による教育方針の違い等、知れば知るほど難しい世界だが、最後は親が確かな方針を持って、子供の適性を見た上で進路を一緒に考えることが重要。偏差値ではなく、校風で学校を選んでいきたい。2021/12/11
tkokon
5
【反省】○「やる気スイッチ」なんて存在しない。○受験にビジネス(の考え方)を持ち込むのが典型的なダメ親。○カンニングをする、さぼる子供に寄り添う。なぜそうするのか、そこには理由がある。○その他実践的なアドバイス多数。●我が家はまだまだ1年と少し。この期間をどうペースメークするか本人とじっくり対話したい。それが一番難しいのだけれども。そんな気付きを与えてくれた一冊でした。2020/09/22
Eri
4
「中学受験は親が全て」なんて言葉があるけれど、それをそうなってしまうのは良くないと警鐘を鳴らしてくれるような本。 偏差値が、中学受験と高校受験とでは違ってくるのもよくわかった。(ただし、ほとんど中学受験がいない我が田舎では関係ないかも)2023/06/27