内容説明
日本最速ランニングドクター&陸上競技コーチによる最強のマラソン練習法!医学的知見と最新のトレーニング理論で、あなたの挑戦を徹底サポート!
目次
第1章 忙しいけど「最短×故障ゼロ」で自己ベストを達成したい人へ(短時間で、最大の効果をあげる;いかに故障を防ぐか)
第2章 「最短で最大」の効果をあげるトレーニングメソッド(効率的なトレーニングの基本原則;ターゲットレースまでのスケジュール設定 ほか)
第3章 どうすれば「怪我・故障」を防げるのか(ランニング障害の基礎知識;故障を招く3要素「走路・フォーム・練習量」 ほか)
第4章 食事と睡眠(ランナーのための栄養学;練習中の携帯食と摂取タイミング ほか)
第5章 レース本番のマネジメント(レース前日&直前までの準備;スタート直後(~10km) ほか)
著者等紹介
諏訪通久[スワミチヒサ]
1981年11月26日生まれ、群馬県出身。2006年、山形大学医学部卒業。専門はスポーツ障害全般で、日本整形外科学会専門医。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。日本医師ジョガーズ連盟所属ランニングドクター。日本陸上競技連盟公認コーチ。高崎経済大学・東京農業大学第二高等学校陸上競技部スポーツドクター、フィジカルトレーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴木拓
25
仕事をしながら走力を高めていくためのマネジメントを学べる一冊。障害や外傷といった故障に関する見解はさすが医師の観点。さらには食事の管理についても、具体的な実践例とその理由があってわかりやすい。私などのレベルから見たらはるかに上の方にいる人だが、学べる(真似べる)ところは少しでも試していきたい。最後の川内優輝選手との対談も面白かった。2022/02/24
dowalf
7
スポーツ医師で自らもサブスリーランナーである著者が綴った一冊。内容がトレーニング方法からシューズ・ウェア選び、栄養、休息と、ランニングに関わる事を全般的かつポイントごとに具体的に価書かれており、とても参考になりました。それ以上に本書に説得力を与えるのは、著者が医師という多忙な職種にもかかわらず、サブスリーを達成したランナーである事実だと思います。2020/01/21
suzuki
6
医師である著者は実業団のスポーツドクターなども務め、自身もサブ2.5ランナーとのこと。 海外本に比べると、書かれている練習内容は強度強めな印象。 筋トレや食事、レース中の補給などについて、スポーツドクターならではの説得力ある知見が参考になった。 全般に抽象度高めなので、軸となる練習理論がすでに確立されている人の副読本な感じかな。2025/03/21
ドルーク
6
趣味本。読んでから時間がたってしまったが、医師の仕事と両立して、ここまでの時間を捻出し、実行に移すのは容易ではない。全体的にコンパクトにまとまっている。医師だからこそ、理論面、身体の働きの知識面での強さがあり、説得力もある。マラソンほど、積み重ねがものを言い、座学が効果を発揮するスポーツはなかなかないのではないか? 以後、股関節トレーニングを導入。2020/01/18
オカヤン
5
最後の川内選手との対談が良かった。やる気のない時どうするか。。少しの量でも続ける。やりたいメニューに変更する。一番レベルアップするのは怪我をしないで継続すること。1000mを3分のインターバルを10本、レスト48-50s。さすが市民ランナーの王様です。2021/07/03