出版社内容情報
リアル天文学者の宇宙のはなしが止まらない! 地球、太陽、銀河、重力波や宇宙人まで……聞いたらでてきた、すごい宇宙の話!もっと知りたくなる宇宙の講義、開幕!
内容説明
先生…、地球みたいな星ってほかにもあるんですか?30の質問で学ぶ、超わかりやすい宇宙講義のはじまり!
目次
第1章 地球ってどんなところなんですか?
第2章 太陽ってどんな星なんですか?
第3章 どうして夜空に天の川があるんですか?
第4章 もう一つの地球ってあるんですか?
第5章 宇宙人はいますか?
第6章 タイムマシンはできますか?
著者等紹介
津村耕司[ツムラコウジ]
東北大学学際科学フロンティア研究所助教、天文学者、博士(理学)。1982年神戸市に生まれる。2005年東北大学理学部宇宙地球物理学科(天文)卒業、2010年東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了。宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(ISAS)宇宙航空プロジェクト研究員などを経て現職。大学院時代からJAXA/ISASにて、ロケット実験CIBERや赤外線天文衛星「あかり」などを用いて、宇宙赤外線背景放射(赤外線での宇宙の明るさ)の観測的研究に従事。CIBERの成功に対して、2014年NASA Group Achievement Awareを受賞。宇宙科学の普及・教育活動にも尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
186
6個のシンプルな質問。「地球のこと」「太陽(恒星)のこと」「天の川(銀河)のこと」「惑星、系外惑星のこと」「宇宙人(地球外生命)のこと」「タイムマシンのこと」。これらを少しずつ深掘りして説明。最後はせんせーからの質問で締める構成。観測と理論を、丁寧に説明されていて好感ですね。身近な宇宙と、壮大な宇宙がバランスよく配合されている印象です。将来的にはアンドロメダと、我々の銀河は一つになります。見届けたい。その名も決まっていて、ミルコメダと言うんだって。Milk/omeda変な所で区切るから、、、2021/06/07
クリママ
50
多次元宇宙の超弦理論とか、素粒子物理学とかではなく、地球、太陽、天の川、宇宙人、タイムマシンなど、中学校で習うくらいの、なんとなく知っているけれどちゃんと答えれない宇宙のことについて、脱力系のおじさんのイラストとともに、わかりやすく説明されていて、なんだかとっても安心できる宇宙の本。ピタゴラスの定理を使うと地平線までの距離が求められる。地平線までなんと4.5km。いや待てよ、東京競馬場の芝生から富士山が見える。あれは富士山の上の方だけなのか。う~ん… かこさとしさんの絵本「宇宙」を思い出しながら読んだ。 2020/06/16
蜻蛉切
28
宇宙科学に関する素朴な疑問を提示しながら、それに対して噛んで含めるように解説をするというスタイルと、一つ一つの疑問に対する解説が短く纏めてあるので、門外漢の不勉強者にも非常に読みやすかった。 が、読みやすいのと、理解できるかどうかは別問題である。(苦笑) 学校時代の勉強嫌いが祟って、自然科学の知識のベースが無いに等しいオッサンは悪戦苦闘。 「おっ成程」と理解したつもりで、次の章に進むと「あれ?なんだっけ?」となる。 兎に角最後まで読み通したので、何だか賢くなった様な気がする。 勿論気のせいである。(笑)2020/01/24
あむぴの
25
表紙と目次の印象から、子ども向けかしらと思ったけど、中身は、どっしりと大人向け。表紙をよく見ると、「大人になっても知りたい」と書いてありました。地球は本当に丸いかから始まり、宇宙人はいるのか、タイムマシンはできるのかなど、だれもが疑問に思うことばかり。内容は専門的だが、文章は難しくない。知っているようで、その詳細について知らなかったこともあり、とても勉強になった。2018年8月、大和書房。2018/09/26
トムトム
24
とても分かりやすく説明されているし、面白い本だと思います。ただ、そもそも宇宙の事自体が壮大すぎて分かりやすくしてもやっぱり難しい。その難しいのを読んで、ちょっと分かったつもりになるのが、楽しい☆彡2020/03/18