出版社内容情報
日本人夫と結婚したAFP通信・フランス人ママ記者が見た「ニッポン」とは? ●ナンパしない日本人男性●フランスにはない「ラブホテル」●教育の差●専業主婦 ●コンビニと宅配便のすごさ……
内容説明
日本人漫画家と結婚したフランス人ママ記者(AFP通信社)の、鋭い指摘とユーモアあふれる日仏比較エッセイ!
目次
1 フランスと日本、愛し方が違うの?
2 フランス人は「おしゃれ」なの?
3 「フランスは子どもにやさしい」って、本当?
4 日常に「地震」がある日本人の考え方
5 なぜ日本人は「お金の不安」がとまらない?
6 日本人は働きすぎ?―仕事とバカンス
7 日本の鉄道とコンビニ、そして宅配便はすごい
8 フランス人は「政治」がお好き?
9 フランスと日本の未来に乾杯!
著者等紹介
西村・プペカリン[ニシムラプペカリン]
1970年6月7日生まれ。AFP通信東京特派員。パリ第8大学の後、ラジオ局やテレビ局を経て1997年に来日。2000年からフリージャーナリストとして「Journal des Telecoms」「Le Point」などで執筆。2004年よりAFP通信東京特派員。2008年「LES JAPONAIS日本人」出版。2009年、同著書が渋沢・クローデル賞受賞。国家功労勲章シュヴァリエを受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュシュ
23
日本人の漫画家を夫に持つ、フランス人ママ記者が見た日本のリアル。こんな見方もあるんだなと面白かった。日本男性は外国人をナンパしないなど笑えるものもあったが、社会保障の違いや、働くものの権利を主張するフランス人、失敗を許されない日本の雰囲気、失敗から立ち直ることを勇敢と考えるフランス人等考えさせられる面も多かった。それから地震国であるが故に、日本人は今この瞬間味わうことを大切にしたり、無意識に最善を尽くすのではないかという考えも面白いなと思った。読んでなんだか気が楽になった。 2018/04/09
yomineko@ヴィタリにゃん
18
フランスなどのヨーロッパはロシアも含め、色々と不便な事ばかり。よく言われるのは電車が時刻通りに来ない事、修理を頼んでも中々来てくれない事、などなど。この本を読めば日本がどれだけ素晴らしいかあらためて気づく。海外旅行に行って帰ってきて「あーやっぱり日本がいいわ」てな感じの内容です。2018/08/20
阿部義彦
16
著者の夫は日本人の漫画家。だいたい思っていた内容ですが、ちょっと生温いかなあ、と思った。バッサリ斬るという書き方ではなく、これも有る、あれも有るというような書き方、考えるのは貴方次第というスタンスか!まあ日本に恋してるからしょうがないか。日本の実用書の細分化とかビジネス書とか私はどうでも良いし、( ゚д゚)、ケッと思うけどこんなの欲しい人居るの?と思う。そんな金あったら作り物(小説)読んだ方がよっぽど為になるでは無くて、面白いと思うのだが。あと自己啓発本とかゼロトレとか、勝手にしろ!脱線したけどスッキリ。2019/04/02
Tenouji
15
この本を読んでると、国民性というか、その文化というのは、その国が長年、いろんな選択をしてきた結果なのであり、優劣をつけるものでないことが、あらためたわかる。そして、結局のところは、現状把握から始めるしかないのだな。2017/12/05
nokonokoi
13
フランスと日本の違い、それぞれの良いとこ悪いとこがよくわかり、面白かった。パリへの憧れは少しあるけど、実際に暮らしたらどんなかなーと楽しく妄想。じゃんぽ~る西さんの絵もステキ。2018/04/22