出版社内容情報
忘れたくないのは、こんな言葉。こんな生き方。もったいない、お互いさま・・・子どもたちの世代へと伝えていきたいささやかで大切な教えとものの少ない豊かな暮らし。
内容説明
つつましく気持ちのよい生きかた、暮らしかた。「もったいない」「おたがいさま」「親しき仲にも礼儀あり」人生の先輩たちから聞いたささやかな庶民の哲学、人との間合いをはかるコツ、自由に生きるためにこそ大切な知恵。
目次
1 生まれ育った古い家
2 その日のうちに食べきる暮らし
3 あのころの住まい方、暮らし方
4 心に刻まれた教え
5 ささやかだけど大切な言葉
6 本、テレビ、映画、歌
7 学校嫌い、町が好き
著者等紹介
森まゆみ[モリマユミ]
1954年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学新聞研究所修了。作家・編集者。出版社勤務ののち、1984年に友人らと地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を創刊。2009年の終刊まで編集人をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
56
一回り以上年上な著者なのですが共感できる事が多かった。教わってないようでいろいろ親には教えてもらってたんだな、と反省。便利にはなったけどなくなった価値観や時間って大切だった。これ読むと私は子供に何も教えてないなとつくづく思っちゃう。昭和の親は偉大でした。2016/08/12
ままこ
37
世代が一回りぐらい上の方が書かれたエッセイ。言葉遣いは丁寧だけどチクリとする意見も書かれてる。蚊帳の話は、祖父母の家に泊まりに行った時、蚊帳がつられた中で眠った記憶が懐かしく思い出された。2017/04/13
ぽわぽわ
1
懐かしい言葉がたくさんでてきました。2017/09/29
カリメロ
1
少し年上の著者のエッセイ集。共感できることは多々あれど、もう少し突っ込んで書いてほしいなあという項目多し。私たちの生まれた時代は、まだまだ戦後だったんだなあと痛感。親の言うことは今思うとありがたい。そんな意味深い言葉を私は息子に伝えられていないなあ・・・2016/08/24
海戸 波斗
0
御茶ノ水出身をけちょんに仰ってる。親に言うなり、かかったであろう学費を後進に授ければ怒りも収まるのでは?お茶漬けの人って鼻持ちならないわ。いいお家のお嬢だったのよ。でいいじゃん。庶民の貧困に思いを馳せるなんて、心配ご無用。家なき子の「同情するなら金をくれ」を思い出した。どこがつつましいんじゃ?選民意識にげんなり。2016/08/18
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