内容説明
エコブームにイマイチ納得できないあなたへ。違った角度から環境問題を考えてみよう!なんでもかんでもエコって言うな!この1冊で環境問題の論点がイッキにわかる。
目次
1 「エコブーム」のウソとホントを大検証!(マイ箸を持ち歩いてもエコ活動にはならない!?―エコ気分を満喫できる、流行アイテムの環境効果を考える;冷房の温度設定を28℃にすれば温暖化を止められる!?―28℃の基準は意外な理由で設定されていた;プラスチックはもともと「燃えるゴミ」だった!?―焼却とリサイクル、環境のためにベストな処理方法とは ほか)
2 これからの地球にやさしいプロジェクトはコレだ!(エネルギー対策1―二酸化炭素を出さない、化石燃料にかわる新しいエネルギー;資源リサイクル―捨てられた携帯電話やパソコンは貴重なレアメタルの宝庫;エネルギー対策2―一般人が発電施設に出資する市民エネルギーファンド ほか)
3 「エコ力」を検定してみよう(循環型社会編;環境問題の歴史編;エネルギー編 ほか)
著者等紹介
杉本裕明[スギモトヒロアキ]
環境ジャーナリスト。朝日新聞記者。東京本社社会部などで、廃棄物、化学物質、環境アセスメント、自然保護、地球環境などを幅広く取材。環境分野をフォローして20年近くになる。環境カウンセラーとして、講演、市民活動も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tokkun1002
7
環境目標について考える。可能な限り有意な設定をし、社員納得の上達成したいところ。冷房温度28℃設定死守の是非。二酸化炭素排出量目標死守の是非。再生紙の利用の是非。p87環境に関する主な法 p88Reduce/Reuse/Recycle 2008年。異常気象と温暖化、温暖化と二酸化炭素排出量、二酸化炭素と冷房温度設定など論理的には結びつくが科学的には強い相関がなく、因果関係に於ける優先は低い。誰かの利益の為に世界的協力をさせられており、パワーがある人が潤う。現代も弱肉強食の世界なのね。2016/12/16
公
0
こういうスタンスの本、好きです。2009/02/16
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