感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
177
夜空に精が姿を見せると幻想の世界とつながるのだろう。星の降り注ぐ世界が現実なのかはもう分からないほどだけど、今わたしはここにいる。雲ひとつない、風ひとつ吹かない、波ひとつない湖面には穏やかな光がこだまする。幾重にも重なりあう幸運の贈り物のリボンをほどくと、一面を覆いつくすオーロラの彼方へ吸い込まれそうなほど天高く舞い上がる。夢の音が聴こえてくる。心の中から響く静寂の交響曲。私たちの見えない世界できっと誰かがほほえんでいる。何ひとつ語り合うことはできないけれど、寒い夜の吐息を同じ想いで見つめているのだろう。2023/01/18
みかん@道北民
9
図書館にてとても綺麗なタイトルに惹かれて。写真もものすごく綺麗でした。死ぬまでに一度は見てみたいオーロラです。文章もあって読み物としても良かったです(*^_^*)2013/12/13
紫雲
6
どの写真も美しかったです。オーロラはぜひ実物を見てみたいですね。写真でも十分幻想的なのですから、きっと実物はもっと幻想的なのでしょう。木や山などのシルエットも良かったです。2014/03/05
うさみみ
3
『宇宙の渚』と合わせて読みたい一冊……と言うか単に自分がそうした事によりオーロラに夢中になってしまっただけなのですが(^_^;でも、オーロラのメカニズムを知ってから写真を見る事により、ただ美しいだけではない力強さや危うさを感じて頂けるはず。それにしても写真もさる事ながら添えられている言葉の一つ一つが本当に美しく写真に勝るとも劣らないのが素晴らしいです。ずっと手元に置いておきたい、そして時々読み返したい(*´-`)!!まるで美しい絵本の様な一冊でした✨2015/02/06
MOTO
0
(持っていた様な気が…)しながらも、手離せなくて結局購入。オーロラの写真を見ていると、不慮の事故で亡くなった写真家星野道夫さんを思い出す。一緒に極北の美しい光を眺めている様な安堵感に浸れた。2018/11/10
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