出版社内容情報
気の利いた洒落にクスリとする人、ポカンとする人、
あなたはどっち?
400年もの間、日本人を笑わせてきた伝統芸能「落語」。
そこには、日本人が持つ独特のユーモアがつまっている。
教養のある人にはわかるという「落語の面白さ」。
いったい、その魅力はどこにあるのか?
本書は、
◆大物政治家や経営者がきいていた
「人の心をつかむ術」を身につけるお手本として
◆教養人にとって共通言語である
「日本の文化・価値観」を知るツールとして
◆「人間の変わらない本質」を教えてくれる物語として
「知的な娯楽」の側面がある「落語の楽しみ方」を余すことなく紹介する。
ナビゲーターは、慶應義塾大学卒×元ビジネスマンという異色の経歴の持ち主である立川談慶氏。
今まで一度も落語に触れたことのない人にも理解できるよう、最低限知っておきたい知識はもちろん、
落語の歴史から知っておくと一目置かれる話、伝統芸能の知識を落語と比べながらわかりやすく説明する。
「落語について知りたいけど寄席に行くのはハードルが高い」
「落語の面白さがイマイチ理解できない」
そんな落語初心者が、「知的な笑いがわかる粋な人」になれる格好の入門書。
周囲から一目置かれること間違いなしの1冊。
【目次】
第1部これだけは知っておきたい日本の伝統芸能「落語」
第1章これだけ知っておけば間違いない落語の「いろは」
第2章噺の構造と落語家の出世
第3章 ニュースや会話によく出てくる名作古典落語
第2部日本の伝統芸能と落語会のレジェンドたち
第4章 落語と比べると理解しやすい日本の伝統芸能
第5章 これだけは知っておきたい落語会のレジェンド
第3部知っていると一目置かれる落語
第6章 世界の笑いと落語
第7章 これを知っていればあなたも落語通! 使える落語