内容説明
イタリアに住んでいると伝えると、かなりの確率で言われるのが「ごんはが美味しいでしょう」ということ。正直なところ、ここで美味しくないものを食べる方が難しい!―「ピザとフォカッチャってどう違う?」「イタリアの台所に小さなコンロがあるワケは?」「たこ焼き器でなく“一家に一台ラクレットマシーン”!?」イタリアに住んで18年の著者が描く「日常のイタリアの食」は、おおらかでシンプル、とびきり幸福。読むと肩の力が抜ける、美味しいエッセイ集!
目次
第1章 新鮮なパニーノを求めて―イタリアに来て食べたいもの
第2章 カルチョーフィってどう食べる?―イタリアの食材と料理1
第3章 何はともあれ、カフェが要る―イタリアの食と文化
第4章 切りたてのハムはごちそう―イタリアの食材と料理2
第5章 暮らしてわかるイタリアの台所
第6章 ドルチェ、ワイン、ときめくイタリア
著者等紹介
ワダシノブ[ワダシノブ]
イラストレーター・漫画家。広島県生まれ、イタリア・トリノ在住。日本で出会ったイタリア人パートナーの帰国について、2007年にイタリアに渡る。イラストレーターとしての仕事のかたわら、noteやPodcastでイタリア生活について発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アリスとアニー
12
イタリアの豊かな食文化をイラストを交えて分かりやすく説明していて楽しみながら読み進めました。学生時代に卒業旅行で行ったイタリアで食べたパスタやピザ、ジェラートの記憶がよみがえってきて、またイタリアに行ってみたくなりました。2025/09/02
sazen
9
タイトルは比喩なのだろうな、と思ったらほんとに晩ごはんをジェラートだけですませる日もあると。すごくびっくり。それは、カロリーとか栄養のバランス的に大丈夫なの?日常的に中華、和食、洋食、エスニックと何でも料理をする日本人から見たら、なんと不便なお買い物環境なのだろうと思う。でも、野菜に関しては農家が作った旬の物しか買えない、のが本当の「普通」なのかもしれないとも。楽しいエッセイだったけど、一週間も生活したら私は「日本の食べ物や買い物が良い」って泣くだろうな。旅行で行くなら、とても楽しそう。2025/08/31
夏野
3
エッセイ集。イラストレーター・漫画家で2007年よりイタリア・トリノ在住の著者が、イタリアで出会った美味しい食べ物について語ります。毎回エッセイの後にあるイラスト・漫画も可愛くて美味しそうだし、文章も読みやすい。表題は著者の実体験で、美味しいジェラート店が多いイタリアはいいなあ、イタリアでいろいろ食べたいなあと思いました。市場とか、スーパーの棚のかべ一面に並んだパスタとか、バール(喫茶店)とか、チョコレートとか、ワインとか、イタリア人の義理の父がよく作ってくれた美味しい料理とか、いろいろ心惹かれました。2025/08/30
ゆり
3
図書館本。漫画入りなのでわかりやすい。イタリアは料理が美味しそうで、旅行したら楽しそう。日本との日常生活の違いが知れて面白かったです。2025/06/24
美鈴
1
タイトルに惹かれて。 文章と漫画、交互に載ってるのが面白いな。文章だけではイメージしにくい外国の野菜や調理器具も、次のページでは絵で理解できるので。 「よんたび」シリーズ好きだなぁ。2025/07/13